内容説明
知っているようで、意外と知らない職業。
全国に約2万人もいる市議会議員。
納税者たる市民の代弁者(代表)であるはずですが、現実には、40歳未満の議員は5.6%、女性議員は13.5%しかいません。
また、実際には何をしているのか、市民にはなかなか実態のつかめない職業ですが、私たちの生活に直結する、地方政治を担う重要な仕事です。
今こそ、若い力、そしてビジネス経験者の感覚が必要とされています。
終身雇用が揺らぎ、転職が当たり前になった昨今、市議会議員という職業も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
政治の世界とは縁もゆかりもなかったけれど、仕事を辞めて立候補、上位当選を果たした若手議員が、地方政治でのビジネス経験者がもつ可能性と選挙を勝ち抜く秘訣を語ります。(2014年発表作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふらん
10
例えば、市議会議員の報酬月額第一位が横浜市95万3000円(羨望)ビリが夕張市の18万(同情)や、市政レポートを月イチで5000部発行する場合(両面印刷)紙代3万円、封筒代・切手代がそこにかかると…等と市議も楽ちゃうねん、という内容だけどそれでも頭によぎるのは「やっと議員になったんですぅ!」の画。2015/04/10
YJ
5
かなり読みやすかった。なかなかシビアな世界ですね。ペルソナ戦略。比較優位。お客様視点:プロダクトアウトからマーケットインへ。2017/04/13
hiyu
4
分かりやすいものではあったが、どうも感情的な部分で納得しきれない。ノウハウ的な内容に不満があるのではなく、自分の中にバイアスがあるのか、妙に軽いタッチに思えてしまう。議員となる事で何ができたかがより示されていればまた違った印象になるだろうか。2021/09/03
アメヲトコ
3
横浜市と多摩市の2人の現役市議が、議員の日常生活や選挙活動について実体験にもとづいて解説します。ビジネス的発想からの叙述にはそれなりの説得力があり、またお金の話などは議員の生活が具体的にわかってよいです(政令市と一般市の格差にも驚き)。地方政治が身近になる本ですが、若手議員を増やしたいということであれば、議員になることでどのように世界が開けるかという点についてもう少し紙幅がさかれていても良かったかも。2014/06/13
gummizuki
2
民間で働いてきた著者が市議会議員となり、今の政治の問題点を語ってくれています。日本の政治の世界では若者が少なく、議論・討論が遅れている。議会でのPCの持込みやペーパーレスなどを取り入れるべきなのだが、反対する人もいるらしい。著者が民間で働いてきただけあってブルーオーシャンやペルソナ戦略など、本書に出てくる経営用語がとても新鮮で面白く感じた。ビジネスマンが政治の世界に行くのもありなんだなって思いました。2017/11/17
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