論語と「やせ我慢」 - 日本人にとって公共心とは何か

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論語と「やせ我慢」 - 日本人にとって公共心とは何か

  • 著者名:羽深成樹
  • 価格 ¥1,799(本体¥1,636)
  • PHP研究所(2014/06発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569819440
  • NDC分類:154

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内容説明

サッカー元日本代表監督・岡田武史氏推薦!「“おもてなし”の原点がここにある。現役官僚による画期的な公共論。」――現役キャリア官僚が、「公とは何か」をその本質から論じあげた新しい日本(人)論。「やせ我慢」という福沢諭吉の言葉を手がかりに、小林秀雄、山本七平、吉本隆明らの言説を紹介しながら、公共性を「善きつながりを創り出す性質」と再定義。日本人が長らくつちかってきた公共心は、「日本ブランド」となりうること、その源流は論語にあること、論語は日本人の心性を語った書であることを明らかにする。「公は私によって成り立つ」――世界でもっとも高いといわれる「日本人の公共心」を支えているのは何なのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ブルーツ・リー

3
昨日の上から教授しまくるじいさんとは違って、落ち着いた語調で、客観的に論語を論じていて、好感が持てた、のだが…。 途中で、小林秀雄を絶賛してくる辺りで、おかしくなってくる。小林秀雄が、中庸を心得た人物なのだと言う。 文学をやっている人間として、絶対に、小林秀雄は、中庸ではない、と、あえて、断言する。 言動は常に攻撃的だし、思想は太平洋戦争の反省を拒否し、右翼との付き合いも深かった人物。 語調こそ平穏だが、書かれている内容に関しては、中庸ではないのだろう。 論語を学ぶと、中庸から外れてしまうのだろうか…。2022/09/26

図書館おじさん

0
最近は我慢ができなくてね…論語読んで落ち着きましょう

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