単行本<br> 職場の人間科学

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単行本
職場の人間科学

  • ISBN:9784152094582

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内容説明

社員アンケートや面談はもう古い! MITメディアラボの最先端技術が、社員の生産性や満足度を大幅に上げる方法を明らかにする。それも、机の長さや休憩時間を変えるといったシンプルなものばかり。会社も社員もハッピーになれる、未来のオフィスを考えよう。/掲出の書影は底本のものです

目次

ワカらない組織からワカる組織へ―スピード・デートや給与交渉がうまくいくには
組織の誕生―チンパンジーの餌探しからLinux開発まで
ウォーター・サーバーの効用―バンク・オブ・アメリカが変えたたったひとつのこと
距離なんて関係ない?―ESPNの成功とオフィスレイアウトの秘密
ボクは専門家―データが明らかにした真の貢献者とは
あなたはクリエイティブ系?―サウスパークの制作チームはなぜ独創的なのか
無理して出勤するか、家で休むか―社内の病気の広まり方をシミュレーションしてみた
年間一兆二〇〇〇億ドルが無駄に?―eBayによるSkype買収が失敗したワケ
複雑化する世界―巨大プロジェクトを成功させるコミュニケーション
組織の未来―ピープル・アナリティクスは仕事をどう変えるのか〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GASHOW

7
MITメディアラボが、ソシオメトリクスのバスカードを利用して、従業員のコミュニケーションと業績の関係を調べた。カードをさげた従業員との接触回数を計測し、会話のデータはとらない。事前に説明をしっかりと行い監視目的ではないことと嫌な人には、ダミーを用意して、従業員にバレない配慮した。電力をとることとプライバシー問題があるからだ。結果、従業員はコミュニケーションをとらせた方が良い。休憩時間を一緒にするだけで、業績と離職問題の解決があった。会社では、プライベートな情報共有できたほうが、ストレス問題が解決する。2019/01/10

おおた

4
コンサルっつうのは本当に現場の人間関係をきちんと見ないで、表層的なところでごねごねまとめようとする好例が本書でたくさん見られる。前半の雑談が人をつなぐというのはそのとおりだが、そこに入れない人も相当数いるわけで。会議で発言数が少ない人と多い人をキャッチアップする機能は、発話内容の重要性や実現性などを考慮しなければならず、単にしゃべる回数だけで計測して仕切るなんてばかげている。複雑化していく社会の一部分だけを切り取って、仲がいい人と悪い人が存在するということすら考えられないビッグデータに何の意味があるのか。2014/09/20

3
職場における非公式なコミュニケーションの重要性について、極力定量的に検証することに挑戦した本。著者は日本での勤務経験もあり興味深いのだが、翻訳本の例に漏れず、目次から内容が把握しにくく、冗長な感じ。なかなか入って来なかった。各パラグラフの一文目だけを読んでいく方が意味がとれるかもしれない。凝集性と多様性って両立不可なのかな?2020/04/06

デューク

3
「1日15分のコーヒー休憩を全員同じ時間に取るだけで、従業員の生産性が劇的に向上する」。こんな研究結果、信じられますか?最先端のセンサーとビッグデータの解析により明らかになった、理想の職場の形。オフィスをほんの少しいじるだけで、会社の業績は驚くほど変わる。おすすめ。2014/07/30

Tenouji

2
こういうのを読むと、日本企業の一部の慣習は、無くさなくていいんじゃないの?と思ってしまう。2014/06/11

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