新潮選書<br> 漢字世界の地平―私たちにとって文字とは何か―

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新潮選書
漢字世界の地平―私たちにとって文字とは何か―

  • 著者名:齋藤希史【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 特価 ¥739(本体¥672)
  • 新潮社(2014/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106037504

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内容説明

私たちは漢字のことをどのくらい知っているだろう。漢字はいつどのようにして漢字となり、日本人はこれをどう受けとめて「読み書き」してきたのか。そもそも話し言葉にとって文字とは何か。和語、訓読、翻訳とは? 古代中国の甲骨文字から近代日本の言文一致へ――漢字世界の地平を展望し、そのダイナミズムを解き明かす。※新潮選書に掲載の写真・図版は、電子版には収録しておりません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

garyou

1
文字とは何か。何なんでせうね。漢文を受け入れた日本で、日本風に訓読みするか或は書いてあるとほりに読むかといふ熱い戦ひがあつたといふのはおもしろいなあ。かういふことがあつたから英語などは返り点とか打たない方式になつたのか知らん。それとも最初にオランダ語とか英語とかに触れた人々は漢籍に親しんでゐたがゆゑに特にそこのところは苦労せずに読めたのか知らん。頼山陽が「司馬遷と同じ世界の住人になることを望んで(pp139-140)」ゐた、といふのはちよつといいな。さういふ観点で「日本外史」を読んでみたい。2014/06/23

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