中公文庫<br> 船を待つ日 - 古物屋お嬢と江戸湊人買い船

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中公文庫
船を待つ日 - 古物屋お嬢と江戸湊人買い船

  • 著者名:村木嵐【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 中央公論新社(2014/06発売)
  • 【Kinoppy限定】中央公論新社2025初夏の特大フェア ポイント40倍キャンペーン(~6/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122059450

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内容説明

ひどい近眼でどんくさい古物屋の娘・翠。ある日、翠の聡さを見抜く大商人・勘兵衛から南蛮の眼鏡を贈られ、図らずも江戸にはびこる大犯罪の渦中に。海に投げ捨てられた子供の変死事件や贋御紋つきの古物を作る人物を追い、侍の子・森之介と奔走するが、次第に幕府さえ脅かす巨大な黒幕が現れる。舶来の古物から謎を解く古物屋お嬢シリーズ第一弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

74
村木さんの作品は一作しか読んでなかったので、他のをと思い読んだけど期待した以上の面白さはなかったかも。テーマとか登場人物たちはいいとは思いますが…。古物屋の娘と幼馴染みの侍の男の子がコンビで、ある事件の謎を解こうと奔走する話。どうやら江戸の港を拠点に人買いが横行しているらしい。そこに南蛮の品も関わっているとの話も。家康が持っていた眼鏡が娘の手元に届くが娘が眼鏡姿を笑われる時代。途中、読み難いくだりはあるものの、事件の核心に近づく終盤は面白くなる。さる大名のお姫様が面白そうだが、続編がありそうで。。。2024/01/21

美月0217

15
賢く、可愛く、でもお顔の半分位がお目目の(でも近眼)女の子とどんぐりみたいな男の子が主人公で江戸に起こった事件に関わって行くお話…なかなか途中、読みにくい所もあったけど読了♩続きも借りてきているので読んでしまいましょう(笑)2014/08/30

ううち

9
もっとコミカルなものかと思っていたけど、ご禁制の品や人買い、奴隷制度なども絡んでいて意外と重めでしっかりした内容でした。翠ちゃんの近眼すぎるエピソードが可愛い。弟と呼ばれる森之介や周りの大人たちのキャラクターも魅力的。続きも出ているようなので読みたい。2014/12/24

ゼロコウ

1
途中まで微妙かもーと思ってたが、終盤で面白くなった。続編も買う。 翠が15にしては子どもっぽすぎないか?とか謎を解いていく部分がなんだかくどい?とか思ったけど、ご都合主義的にハッピーエンドにならないこと、でも読後感悪くないことはよかった!2014/09/23

peony C

1
装丁の絵からエンタメだと思ったら、重厚な社会派小説でした。司馬遼太郎に縁がある人とのことで、納得はしたが。子供を主人公にしたり設定は面白いと思うのだけど、展開はまどろっこしいし、説教臭く感じてしまった。解説を読んで、そういうことなのかとは理解はできたけれど、もうちょっと読みやすくしてくれてもよかったかなと思った。とりあえず、伊豆様が気になるから、次作も読むと思う。2014/06/07

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