内容説明
時は明暦。家康がもたらした太平の世が次第に息苦しさを増す中、幕府の将来を憂慮した知恵伊豆こと老中・松平信綱は、江戸全体を陥れる、無謀かつ非情な陰謀を企てた。一方、信綱と因縁浅からぬ旗本奴・水野十郎左衛門は日々に倦んでいた。しかし、この陰謀を知り動き出す……。江戸水滸伝三部作、第二弾。『無頼の剣』を改題。
感想・レビュー
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トラジ
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老中・松平信綱の陰謀で江戸市中は火の海に。手狭になった江戸城下を再構築するための安直な策なのだが、そこまでするなら、もっとダイナミックな展開にして欲しかった。旗本奴・水野十朗左衛門の活躍を基にした展開なんだが、小じんまりと纏まりすぎ。2014/06/24
