内容説明
新層が発見されたことで秋葉原ダンジョンに大きな注目が集まり、海外から名の売れた冒険者たちが続々と集まってきた――。新層に挑戦したくてうずうずしていたショウマ達の前に最強メイド・ユキが立ちふさがる。
「ここから先はね、いままでみたいな遊び場とは違うんだにゃ。10年早いにゃ。」
圧倒的な実力差をみせつけられたショウマ達であったが、あきらめきれず制止を無視しダンジョン新層へ突入を開始する。そこで待ち受けていたのは――絶望的な死の匂い、そしてパーティー全滅の危機! なんとか命からがら無事に逃げ帰った彼らは己の力不足を痛感。自分たちに足りないモノを探し始めた――。秋葉原を舞台に繰り広げられるダンジョン探索記、第二幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アウル
15
祥真の異常性は1巻からわかっていたがアーシェラとクリスもかなり危ないな。ダンジョンの秘密やその他の謎がちょくちょく明かされたりしているがいまいち盛り上がらないな。個人的には祥真のキャラに魅力を感じず莉央の方が好きかな。次巻出るの決まっているらしいので次こそ盛り上がってほしいな。最後に出てきたキャラは変態すぎる。2014/05/26
ドル箱
8
感想。かなり著者の想いが強い作品。全貌は明らかにされてはいないが、にゃ~さんが「キー」ギミックに成っていますね。死生観をテーマに書いてる作品だが、ちょっと端折り気味な感も歪めない。そして風呂敷を大きく広げてきたが、恐らく「構成=纏めきれない」と未来を予測しておきましょうかね。タイトル通り「秋葉原ダンジョン」のみのお話で1本書いた方が良かったと思う。布石を打つのは悪い事では無いが、丁寧な下地と登場人物の相関図も書ききれていないまま、次のステップへ移るのはどうなのかな~。素質は低くないが初刊より粗が目立つ。2014/07/22
sion
6
一巻より面白くなってる。作者が書くのが上手になったのが素人でも分かりました。莉央の姉により磨かれた意外な特技や腱が切れてる事に驚きました。髪が白いのは生まれつきとかじゃなかったのですね。‥‥ショックで。作者よ。壺は駄目じゃろ。明らかに詐欺ー。2014/09/01
メリクル
5
語彙が独特で読んでると知らない単語がちらほら(内容には触れないでおきます)2015/07/16
ギンレイ
5
【まだ知らない】 日常色強めのダンジョンモノ。 それなりかな。 主人公達の悩み、相反する二つの感情、気付き、周囲との関係性を認識していく巻ですかね。 自己犠牲という画一的な表記を使っているけどキャラ毎に微妙に違うものを持ってるように見えたかな 評価は ★★★★★★★☆☆☆ 7個星です!!2015/04/23