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内容説明
日本の里の原風景。目の見えない少女・ゴゼはその運命を一身に背負い、三味線を手に、強く生きる。少女と、彼女と交わる人々との旅路はどこへ――。胸に響く紡ぎを切り取り集めた連作短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
11
古本漫画。盲目の三味線弾きの少女ゴゼを起点とした連作短編集。6/10点 ゴゼとは瞽女(ごぜ)で、盲目の女旅芸者。東北各地を転々と渡り歩いて稼いでいたらしい。板子(イタコ)のツエという少女も登場する。 いつもの今日マチ子らしい繊細な画と、おおらかで厳酷な物語が展開される。しかし今日マチ子の作品は、個人的に「大傑作」というよりは「丁寧な小品」という気はする2020/06/05
ケン五
9
絵の感じがいい。でもお話は切ない。厳しいはずの環境もさりげない雰囲気にどこかファンタジックでもある。f2014/06/07
けいこ
9
表紙の絵に惹かれて、この漫画を手に取りました。三味線を弾いてお金を稼ぐ盲目の旅芸人のお話。ゴゼは肩肘をはって、ひとりで頑張って生きていたけど、少しずつ心を開いていくところが良かったです。ひとりでは、この世知辛い世の中は生きにくい。でも、助けてくれる人がいるから生きていける…。その事に気づかせてくれる漫画です。2014/06/03
kochi
8
ゴゼと呼ばれる目の不自由な少女は、門つけや、人々の集まりで三味線を引きながら生活している。彼女が出会うのは、やはり目が不自由で彼女に三味線を習う二太や、二太とコンビを組む板子(いわゆるイタコ、霊媒師)のツエ(二太の杖となるから)など、いずれも親と別れ、不自由を抱えながら懸命に生きている子供達。一人で生きていくことを選んだゴゼだが、二太との出会い、三味線の師匠の元に帰るのだが… ヤングジャンプに連載されていたようだけど、こんな作品を載せるのか!編集部、良くやった!偉い!というしかない。2020/10/27
ももみず
8
「一人で歩くことはできるけどな、一人で生きることはできないんだよ」。これは、目が見える人間だって同じこと。そしてこの本は「一人で歩く」方法を教えてくれる一冊だと思いました。成長したゴゼの様子は、なんとなくみかこさんを彷彿とさせました。やっぱり今日マチ子のタッチは好きだなあ。2014/06/09
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