SPA!BOOKS<br> チャイナ・ハッカーズ

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チャイナ・ハッカーズ

  • 著者名:ウラジミール
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 扶桑社(2014/08発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594070502

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内容説明

日本はもとより、アメリカでさえ、中国のサイバー攻撃部隊の実態について知る人はほとんどおらず、公的なレポートや関連書籍もほとんどない状況だ。本書では20年近く、中国のハッカーたちと交流を深めてきた著者による、日本初の「中国ハッカー」の全容と歴史を解説する。現在のIT業界で活躍する元ハッカーたちのそれぞれの人物像に迫る。そして、かつて中国最大規模と言われた愛国反日サイト「中国鷹派連盟」の元リーダーへのロングインタビューも掲載。また公然情報から、政府系・軍のサイバー部隊や現役反日サイト管理人を追跡してきた著者による「合法ハッキング」事例を具体的に紹介。ほとんど知られていない、政府系サイバー部隊の実態や活動内容にもスポットをあてて、解説していく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

4
中国でのインターネット史、そこで生まれたチャイナ・ハッカーたちとその現在(2014刊)が様々な記事やインタビューによって浮かび上がる。反日・反米攻撃を組織したハッカーへのインタビュー、中国側から見た人民解放軍と米軍との組織統制や情報戦略・戦術の違い、さらに民間人が中国にPCを持ち込む際の対処法まで(中国専用のPCを用意し帰国後データは打ち直すこと)、この隠された領域への接近が試みられている。読む側も言葉を鵜呑みする習慣を捨て、インテリジェンス分析にかける必要がある。著者は本書執筆後に謎の死を遂げたという。2018/07/17

GASHOW

2
ハッカー集団が軍なんだもん、かなわないですよ。2018/03/16

鉄路のほとり

1
ハッカーの話だけじゃなく、日本でいうとPC-VANとかNifty Serveのような時代のが中国にもあったという話から始まって、そっからのセキュリティ産業の発展の歴史をたどる。初期の中国パソ通コミュニティにはあのPony Maとか、網易の創業者もいたらしい。著者はセキュリティ界隈で特に中国・北朝鮮に詳しいことで有名だった方だそうですが、最近お亡くなりになられたそう。残念。2016/05/08

k2jp

0
Web ページの改ざんや機密情報へのアクセスを試みる、日本で紹介されることの少ない中国のクラッカーについて、公開情報からその人物像や組織に迫ろうとしている本。セキュリティ会社が出しているような技術的な分析はほとんどない。内容も調査ログのようで整理されてはいない。最後の最後でやっと個人のクラッカーから企業へのつながりが見えかかったところで終わっている。個人で調査するには限界があるかも…2014/09/25

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