世の中を良くして自分も幸福になれる「寄付」のすすめ

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世の中を良くして自分も幸福になれる「寄付」のすすめ

  • 著者名:近藤由美【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 東洋経済新報社(2014/05発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492733127

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内容説明

お金の寄付はもちろんだが、物品の寄付、時間やスキルの寄付(ボランティア)なども取り上げられており、「0円」からできる寄付の仕方もわかる。また、2011年から施行された新寄付税制の活用法についても解説されている。一般にあまり知られていないが、この新寄付税制により寄付金の最大50%が戻ってくるなど、実は日本は欧米に負けない寄付優遇国家になっていたことに気づかされる。
 以上のように全体的に寄付のハウツー本の趣のある本書だが、第2章だけは異色の章で、寄付を実践している7人を紹介するノンフィクションになっている。7人のいずれもが、寄付を楽しみ、心理的な大きな“報酬”を得ている様子が伝わってくる。7人の最後として、著者自身が登場し、横浜・寿町のNPOへ物品(衣服・タオルなど)を寄付した体験がレポートされている。この“寄付初体験”により、著者自身に起こった思いがけない内面(心)の変化が語られ、寄付を「本来の幸せを手に入れる方法」と位置づける著者の気持ちが伝わってくる。
 世の中を良くするために何かしたい人、自分自身に何か良い変化を起したい人……などにお薦めの本である。


【主な内容】
プロローグ 本当の幸福を手に入れるために
第1章 寄付が日本と世界を変える
第2章 寄付を実践する人たち
第3章 寄付の受け皿「非営利団体」を知る
第4章 NPO法人が社会を変える仕組み
第5章 新寄付税制のメリットを活用する
第6章 寄付はお金だけとは限らない
第7章 最近の寄付事情
第8章 後悔しない寄付先選び
おわりに
参考資料/掲載団体等URL

目次

第1章 寄付が日本と世界を変える―欧米に負けない伝統を見直す
第2章 寄付を実践する人たち―何を志しどのように楽しんでいるか
第3章 寄付の受け皿「非営利団体」を知る―どのような組織なのか
第4章 NPO法人が社会を変える仕組み―どのようにかかわればいいか
第5章 新寄付税制のメリットを活用する―寄付で自分も得する
第6章 寄付はお金だけとは限らない―物品や時間、知識、スキルの提供
第7章 最近の寄付事情―営利・非営利の垣根を越えて社会・世界とつながる
第8章 後悔しない寄付先選び―情報収集から見極め方まで

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あん

20
奈良の大仏も木曽川堤防の工事も寄付で賄われていたんですねΣ(・□・;) 寄付と言うとハードル高く感じるけど、私が今こうして読了した本の感想をアップするのも、1冊につき1円の寄付になってます。自分で勝手にハードルを上げずに、出来ることを楽しみながらやっていければいいと思います(^^)2014/06/24

Tatuyuki Suzuki

3
寄付の歴史・仕組みから、色々なやり方が書いてあって勉強になりました。 寄付に少しでも興味ある人にはお勧めの本です(^^)2014/05/25

Humbaba

2
今自分が暮らしている社会を良くする。そうしたいと思う気持ちはあっても、実践に移すのは難しい。また、そもそもそこに専念するような時間など無いという人が大半であろう。自分でできないのならば、資金を援助することで間接的にそのための力となる。そうすることで、社会は良い方向へと進んでいき、また、自分もそれを促進したという満足感を得られるだろう。2014/08/09

oshow

0
日本の寄付の歴史説明に始まり、寄付をする側の事例紹介から実際に著者の寄付体験を経て、NPOの形や寄付税制、さらに新しい取り組みを紹介した本。/所得控除だけでなく税額控除に出来る日本の寄付税制は先進国の中で遜色ないもの。しかし寄付の対象は単にNPOなだけでは税額控除にはできず、認定NPO法人でなければならない。NPOが5万ぐらいあるなかで認定NPO法人は1200程度(2021年現在)。特にパブリック・サポート・テストという審査条件が厳しいように感じた。あとは寄付税制がほとんど知られてないのも問題。2021/08/20

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