西洋医が教える、本当は速効で治る漢方

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西洋医が教える、本当は速効で治る漢方

  • 著者名:井齋偉矢【著】
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  • 特価 ¥385(本体¥350)
  • SBクリエイティブ(2014/07発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784797377330

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内容説明

東洋思想に縛られず、西洋薬と同じように処方するのが「サイエンス漢方」のキモ! 西洋薬と同じように症状によって合理的に処方する独自の方式が、従来の漢方の概念を覆す。西洋医学が難渋する疾患を抱える人にも、すみやかに解決できる道筋を提起する!

目次

第1章 漢方薬は速効性のある科学的な薬だった(漢方薬は昔から急性期の薬だった 西洋薬の利点と落とし穴 ほか)
第2章 漢方薬の速効性を支える3つの柱(免疫力を高め、過剰な炎症を抑える 微小循環障害を改善する ほか)
第3章 急性の病気にここまで効く(日常的に起こりやすい病気 すぐ治したい不快な症状 ほか)
第4章 慢性の病気にここまで効く(「炎症性の皮膚疾患」は微小循環の改善がカギ 「女性」の血のめぐりをよくする漢方薬 ほか)
第5章 漢方薬の上手な利用法Q&A(一般の人が上手に漢方薬を利用するためのQ&A 医者が上手に漢方薬を利用するためのQ&A)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M.O.

17
著者は外科医出身の漢方医。この先生の考え方を邪道と言う方もいるようだ。漢方を難しくしてしまってるのは「陰陽論」「五行説」だの観念から入るからであって、本当は漢方は即効性がありもっと普及すべきと考え色々な例が書かれた本。漢方の特徴は3つ。①免疫力を高めかつ炎症も抑える②毛細血管などの血流を良くする③体内の水分を局所的に調整できる(むくみと乾燥)。 ちなみに先生は複雑な陰陽論も五行説も全て把握されている。その上での画期的なアプローチを提唱している。2021/06/08

Sakie

11
風邪で近所の内科へ行くと、西洋薬と併用で漢方薬を処方された。最近は普通に漢方薬を処方するのかと意外に思ったが、まだまだ主流ではないようだ。炎症を抑えること、体の免疫力を高めること、体内水分を調整すること。漢方薬の効く仕組は解明されていないが、効能ははっきりしつつある。由来の長さと、素材の自然っぽさ、ドラッグストアでも市販される手軽さで、俄然興味が湧いた。もっと知って、進んで利用することにする。漢方薬を飲むタイミングは起床直後、午後3時、就寝前が無理がない。それから、五苓散は我が家に常備しよう。2017/06/13

hinako

7
漢方で劇的に病気が改善されてから漢方びいきなので、こういう本があるとつい買って読んでしまう。すっごい面白い。「普通の薬同様即効性があるという説も(自分が単純だからかもしれないけど)納得できる。そうだよなあ。2か月3カ月しないと効かない薬じゃ、寿命の短い昔の人はやってられなかったよね。この先生自体が北海道で診察しているので、関連病院が北海道に多いのが残念。一度かかってみたい・・・。2015/05/24

耐える男

4
漢方が一体何に効いているのかといえば、①免疫力向上・抗炎症作用、②微小循環の改善、③体内の水分量調整となるらしい。漢方は超多成分系薬剤とはなるほど。気血水や証は後付けとバッサリ。病気別に何が効くのか書いてあるのでレファレンスとしてもよい。知っていれば漢方という選択肢を持てるので、QOLを考えるうえでこういった知識は大事ですね。2015/11/03

Asakura Arata

2
さすが外科の先生だけあって、豪快かつ大雑把。突然の動悸に三黄瀉心湯って、お腹下るぞっていう記載が満載。でもクリアカットで良い。しかも安井先生つながり。懐かしい。2014/06/21

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