内容説明
伝説のミニコミ誌『酒とつまみ』創刊編集長による処女小説が待望の文庫化。高校時代に蒸発した父、女手ひとつで息子2人を育てた母。父への葛藤はやがて自らが親になることによって変化していく。酒エッセイの名手が描く昭和の父子の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TSUBASA
11
戦後貧しい中で突如姿を消した父。父の死から十年あまりが経って自らの娘も自分の手を離れていき、改めて父が居た日々を、父が蒸発したせいで苦労した日々を回顧する。著者は誰かと思ったら『ぜんぜん酔ってません』の人でした。未読だけど。本書はと言うとひどくつまらんかった。1章は酒場で出会った客に語りかける形式だったけどあとはずっと独り語り。だからこそ来し方を振り返って、ある事実に気づいた時しんみりするのかもしれないけど、どうにもなじめなかった。2015/01/20
かもめ
10
「酒とつまみ」の元編集長で、「ホッピーマラソン」など楽しい企画や呑兵衛エッセイでお馴染みの著者の私小説。亡父に関してかなり重苦しい経験があったようで、イメージが変わってしまった。著者にはもう少し肝臓を大事にして欲しいと思う。2021/09/09
HoppyMojo
0
大竹さんの本で、笑いではなく、しんみりしたのは初めてだ。2014/06/03
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