内容説明
「五百年生きた虎が人の姿をして町中にいる」伝説の虎に喰われ、その手先となって少女を攫った?鬼の告白に、秦の港町・琅邪はたちまち大騒ぎに。さらには神木の下で見つかった死体が消え失せ、果ては始皇帝の観光台までが崩壊する……。相次ぐ怪事件に徐福の弟子たちが異能を駆使して挑むミステリー長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だいゆー
6
過去の過ちも罪も反省も努力も全てをひっくるめて今の自分がいる…2014/06/02
ほにょこ
4
★★★☆☆ 「琅邪の鬼」の続編。 次々に起こる怪事件。 積み上げられた謎を鮮やかに解決!はするのですが、 ごちゃごちゃして謎解きの爽快感は薄かったです。 ファンタジーとして楽しめました。2018/10/22
matsu
4
書店の平台から呼ばれた気がして衝動買い。正解。伝奇ホラーのような雰囲気を漂わせつつも、キッチリと真相をまとめてくれる。脇キャラの立ち加減が絶妙。主人公があたふたと駆けずり回る感じもなかなかよい。クライマックスの脇役総動員アクションが読んでて楽しい。妙な話だが、大江戸捜査網を思い出した俺だ(←?)。これは続編らしいので、一作目の「鬼」も読まないとね。2014/07/06
オイコラ
2
いろいろ起こりすぎ!でも無心があらわれてあっというまに謎はとかれる。あざやか。虎に喰われて虎に使役される「ちょう鬼」になる、というのを昔別の本で読んで、それがけっこう物悲しいような話だった気がするが、こちらは真相に関わる因縁や人間関係はともかく、人虎探しに騒ぐ町の人々の様子がちょっと笑える。2014/06/09
RYUJI's_Partner(ATM)
1
わぁい、続いた、続いたー!2014/06/21