河出文庫<br> 女子の国はいつも内戦

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河出文庫
女子の国はいつも内戦

  • 著者名:辛酸なめ子【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 河出書房新社(2014/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309412894

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内容説明

女子の世界は、今も昔も、格差社会です…。幼稚園の年長で、早くも女同士の人間関係の大変さに気付き、その後、進学した女子校で多感な時期を過ごしてきた著者が、この戦場で生き残っていくための処世術を大公開!対人関係に悩む学生も大人も、必読の一冊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーちゃん

42
初・なめ子さん。なぜか食わず嫌いだったけれど、読んでみたら読みやすかったw天然なのか故意なのか?時々吐く毒にニヤニヤ。/女子のヒエラルキーの根拠は「オシャレ威圧感」。そしてそれを支える経済力も必須。頭脳、運動能力、センス、ビジュアル、対人スキルの高さに加え、経済力も要るようで…人ってほんと生まれながらに不平等なのね。/なめ子さんの女子グループ一覧に従って、女子力偏差値の高い職場の女のコたちをカテゴライズしてみた。(←悪趣味な私)ナルホド!( ̄▽ ̄)b 納得〜♪2014/08/31

る*る*る

27
『女はみんな女優。なろうと思えばなりたいキャラになれるのです。擬態し続けるうちにいつしかそれが定着します。これは、大人になっても使えるテクです。』…と、色々な処世術を紹介。ギャグ的なもの〜うなづけるものまで。社会に出ると学生時の世界の狭かったことがよく分かるけれど、その時は必死だもんね。私は連れ立ってトイレには行かないタイプ(*´-`)春先に学生にオススメ。2017/03/03

たぬ

13
☆4 けっこう好きななめ子さん。今回もパッと読み礼儀正しい文章だけどその実ふふっと微笑してしまうような内容。ああ確かにスクールカースト最高位の女子は可愛くておしゃれで気が強そうな感じだったなあ、我々喪女は彼女らのオーラにオドオドしてたなあ、なんて思いだしたり。女学生をメインによく取材されてます。2019/06/14

スプリント

8
自分の学生時代とはコミュニケーションツールがまったく違うので「今どきの中学生はそうなのか・・・」という世代ギャップを味わいながら読みました。現在進行形の学生さんは本書を読んでどのような感想をもつのか知りたいところです。2014/09/04

cithara

6
なめ子さんは学生時代ずっとクラスのヒエラルキーについて考えていたのだろうか? 私の高校生活を考えると、陰湿なバトルがあったとしても全く気づかなかった。アメリカやドイツは日本ほどでなくとも、生徒間の格差はずっと大きいという。携帯電話等さまざまな通信媒体が普及した昨今の日本では、小中学生の世界は私の頃とだいぶ変化しているらしい。今の私からみるとLINEの作法はかなり面倒くさい。絶対に「良好な」人間関係は築けないだろう。当時から私はアナログな交換日記にはまっていた。今の子供は交換日記をするのだろうか? 2014/05/09

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