ばけものだらけ（１）

著者名：雨鳥【著】

講談社（2014/11発売）

• ISBN：9784063813180

内容説明

ちょっとおバカな中学生・ヨタは、村はずれの一軒家にひとり暮らし。でも、人間の代わりに妖（バケモノ）の家族がいっぱいいるんです。ヨタの世話焼き係の兄は通学かばんの袋狢（ふくろむじな）、兄よりしっかり者の妹はかまいたち、料理上手な母は女郎蜘蛛、そして家では意外に存在感のないお父さんの赤舌……。妖を見ても怖がらず、「かっこいい」と目を輝かせるヨタ。そんな彼に調子を狂わされ、思わず気を許してしまった、本当は怖いはずの妖たち。そんな不思議な「家族」を描く、可愛くってどこか懐かしい妖怪噺、開幕です！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[あっちゃん]

妖怪たちを家族といって暮らす天真爛漫な男の子の物語です。ヨタの底抜けの明るさに妖怪達が感化されながら日常を過ごしていく様子が見ていて楽しいです。ヨタの同級生たちもヨタに理解があって、安心して見ていられるほのぼのとした物語だと思います。

2014/08/24

[瑠璃]

妖たちはすぐ近くにいて、ヨタのような子と共存している…そんな世の中だと面白いだろうなぁと思いました。ヨタがいい子で(お馬鹿なのかな大物なのかな)ずっと今のままでいて欲しいと思いました。

2014/05/04

[鮎屋ユンタ]

ホントに妖(バケモノ)だらけの、妖の家族たちと暮らすヨタ少年の物語。どうやら石燕の妖怪を中心に独自の設定を加えてあるみたい。ヨタの安定のおバカっぷりがなかなかいい(笑)　雲外鏡の姉ちゃん可愛い♪性格アレだけどwww

2014/05/26

[akiho]

昔から妖怪と一緒で妖怪と家族なヨタが主人公の話。皆おバカで脳天気なヨタに振り回され、でもそんなヨタを気に入り救われている、そんな日常。ほのぼの、ほっこりしました。続き楽しみにしています。

2014/05/09

[柳田町]

日常系ゆるゆる妖怪ばなし。なんとなく買ってみたんですが読んでて落ち着く、こういうのんきな主人公好きです。作中にもあるように妖怪って怖いとこがかっこいいんですよね。怖がりだからこそ妖怪が好きなのかもしれない。

2014/05/12