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内容説明
柳田國男の知られざる人生を中心に、明治期の若き文豪たちの交友関係を描き出す……。いかにして、一人の青年が文豪たちと肩を並べて語り合い、さらに民俗学者としての道を歩むことになったのか……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
4
積読本-69 ほぉ、柳田國男が民俗学者以前に恋の詩人としての象徴、「恋という未知の感情」のアイコンだったとは!田山花袋、森鴎外なども登場。知らなんだ、知らなんだ!2014/11/03
ひかる
4
最近、実在の人物をモデルにした作品に惹かれる傾向が個人的にあります。本書もそのような作品のひとつです。柳田さんが何とも麗しいく、無骨な印象の花袋とのコントラストがより際立っています。続きが出るのは先になりそうですが、気長に待ちたいと思います。2014/05/03
おやおや
3
兵庫県福崎町出身の民俗学者、柳田國男さんの伝記漫画。だ・け・どラブ要素も強調した作品。 短歌を、しっかり意味解釈すんのが難しいわ。2014/06/09
おm
3
いつもの大塚英志となんとなく毛色が違うような気がして購入。これは漫画ではなく、大塚が文字として書き起こしたほうが良かったのでは…と思うのだが漫画でやりたかったのも理解できなくはない。全体として雰囲気や情景、情感を押し出したいのはわかるがあまりにそればかりで物語に輪廓が掴めない。特に染子の存在、もしくはその存在感が國男に影響を与える過程の描写が不鮮明なために(いや雰囲気としてはなんとなく読めるのだが)國男の詩の背景が浮かび上がりづらかった。物語とテーマ自体は魅力なのでもう少し描写を地に足をつけてほしい。2014/05/31
じゅにスラ
3
柳田國男の青春時代のルポ漫画のようなものを期待して買ったんです、が……。民俗学の話は(少なくともこの巻は)全くありませんでしたね!情感重視の画面構成が苦手かつ文語に親しみがない自分には合わなかったです。残念。2014/05/21