京都大学人気講義 サイエンスの発想法

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京都大学人気講義 サイエンスの発想法

  • 著者名:上杉志成
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 祥伝社(2014/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396614911

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内容説明

全世界に配信中!これが話題の“京大白熱教室”だ。京都大学の超人気講義「生命の化学」の一部を抜粋・編集して書籍化・同時電子化。生物学と化学を融合させた新しい研究分野「ケミカルバイオロジー」の世界をわかりやすく解説する本講義は、2014年4月、インターネット教育システム「edX(エデックス)」を通じて全世界へ配信が始まった!

目次

第1講 「嫌いなもの」でアイデアをつかもう!
第2講 サイエンス力をつけよう!
第3講 遺伝子の構造を書く
第4講 遺伝子を作る
第5講 タンパク質を作る
第6講 いろいろな物質を作るアイデア
第7講 甘いものと脂肪とアイデア
第8講 癌とウイルスを抑えるアイデア

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

einstein

24
『サイエンスの発想法』読了。大学で習っている内容が扱われていたので本の内容が理解できたが、一般的な人には分かりづらいのではないか、と感じた。実際に京大で講義している内容を再現しようとしてくれてたはいいが、そのせいで本の中での話の流れに違和感を感じる部分があったように思う。内容自体にはとても共感を覚えた。特にアイデア発想の定石、SCAMPER法は実際に考えるときに使っていきたい。2015/10/07

aiken

15
2014年の本。京大の人気講座らしい。サイエンス視点でのアイデアの出し方の手ほどきをしてくれる。参考になった。アイデア発想の定石「SCAMPER」をベースに生物化学のノーベル賞級の研究者の発想方法を紹介。正直知らなかった。その他にも、「韻を踏む」「音階を踏む」「手段と目的をひっくり返す」「執着を捨てる」「AKBをマネる」など、まったく異なる視点からのアイデアだしのアプローチはさすが京大の変人魂だ。コロナが収束したら万障繰り合わせ、韻を踏む「チャーミングチャーハン」を食べなければならないと固く決意した。2021/06/20

テイネハイランド

11
図書館本。京都大学での実際の講義(化学・生物学)を元に執筆された著作です。「自分が学生の時に受けたかった講義を目指した」と著者が自負するだけあって、単なる過去の知見の解説ではなく、「どのように考えたら学問の道でインパクトのある成果を出せるか?」ということを念頭において、ノーベル賞をとるような先達の成果を学生に示したり、学生たちにアイデアを発表させる講義になっています。"つかみ"の雑談箇所ですべり気味だったり、専門的な成果についての説明がわかりにくかったりと欠点はありますが、一読の価値は高い本と感じました。2018/12/23

えも

10
生化学の教授による京大「白熱講義」の書籍化▼確か大学時代の教養部の先生も「生化学は暗記する学問ではない!」って言っていたなあ。そのわりに暗記させられたけど▼大学の1・2回生に必要なものは知識ではなく考え方だ、という主張は納得。知識なんて興味があれば自然と身に付くよね▼この講義、受けたみたかったけど、毎回出される宿題がハードで大変(笑)2021/02/03

Uzundk

10
科学力ではなくサイエンス力と言う視点を強調されていた。サイエンスは技術や独創や情熱というものを含むが"説得力"を忘れてはならないと語る。なるほど、科学のない時代は権力や宗教の権威と後は個人的な信頼ぐらいでしか語る術を持たなかったのに、再現性のある証拠によって時も言語も越えて伝えられる、説得できるのは確かにすごいことだ。誰かが引き継いでいるから発展しているのだと考えると、伝えることの大切さを一層感じる。もう一つの活学、体験を伴う学習という概念と合わせて大切にしたい。2016/02/01

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