魔法のiらんど<br> 死後日記

個数:1
紙書籍版価格
¥1,100
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

魔法のiらんど
死後日記

  • 著者名:Saori
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • KADOKAWA(2014/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784048664813
  • NDC分類:913.6

ファイル: /

内容説明

人というのは恐ろしいものなのだと、改めて思い知らされたのが生涯最後の日だった――  最初は面白半分だった。死者が書いた日記なんて、サイトにあるただの都市伝説だと思っていた。夫と友人に裏切られ殺されたサエカが書いたという『死後日記』。彼氏の優汰と親友の芽衣の仲を訝しく思っていた高校1年生の朱里は、読み進めるうちに日記にのめり込んでいく。真実を映す井戸、教室を彷徨う幽霊、生贄を求める慰霊碑。 ――そして朱里が日記と現実の奇妙な一致に気づいたとき、真の恐怖が始まった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のりすけ

13
あ…これ、魔法のなんちゃらの奴や。だからか。理解した。時々WOWOWで放送される「どこから探してきた、このポンカス映画」レベル。2020/03/10

dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない

4
「このメモは、私が死後に書き綴っているもの……」突如ネット上に会われた、サエカのブログ。それはなんと無惨に殺されたサエカが死後に過ごした内容が綴られたものだった。最初は興味本位だった朱里だが徐々にその狂気に触発されていく。 *** 携帯小説ホラー第二弾。この作者はホラー小説を主に書いている携帯小説作家のようです。死後つづられる殺されたサエカの日々ブログ。殺され、成仏できない彼女は殺した犯人に復讐してやりたいという感情に支配される。日を追うごとに日記は狂気的な内容をはらみ、文は乱れていった。2020/05/13

すっぱ

3
あまり怖かったという印象は残らなかったけど、ツメを1枚1枚はがしていく場面はグロかった。2015/05/18

七鵺

2
この作家さんは『呪い遊び』で懲りて「もう読まんとこう」と思ってたけど、この本は物凄く気になり購入。初期に比べて文体が良くなってて引き込まれた!この本は当たり!機会があれば他の本もまた読んでみようと思った。2015/02/03

Shiori

2
5年半ぶりのSaoriさんの新作。「優しくて読みやすい、だけど恐ろしいホラー」誰にでもある好奇心、嫉妬、願望、そのちょっとしたことが恐怖の扉を開けてしまう。8年前に読んだ『呪い遊び』より人の心理描写が論理的になっていて、物語の中に入りこみやすい。今回の怨霊?はサエカだけど、経緯を考えると恐怖の引金を引いたのはマユミかな。本当に恐いのは怨霊じゃなくて人間。それを題材にしつつ、疑い、理性を失いながらも絆や相手を思いやり、信じ、救われる主人公たちが良かった。最後は輪廻という種で恐怖の余韻を残すラストも好き。2014/07/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8029032
  • ご注意事項