旧暦で日本を楽しむ

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旧暦で日本を楽しむ

  • 著者名:千葉望【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2014/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062815536

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内容説明

「願わくは花のもとにて春死なん その如月の望月のころ」―――そう西行が歌った“如月”とは2月じゃない? 織姫と彦星が出会うはずの七夕はなぜ梅雨の真っ最中? 赤穂浪士が吉良邸に討ち入ったのは12月14日じゃなかった? 正月とは、春の到来を祝うイベントだった? ……これらは暦のいたずらによって起きたこと。もはや失われたと思われている花鳥風月を愛でる日本人の心を、「陰暦」を通して蘇らせる。

目次

陰暦でめぐる忠臣蔵
初春(若菜摘みの季節がやってきた 木曾義仲を慕った松尾芭蕉)
春(西行忌と冬の桜 桃の節供を陰暦で迎える ほか)
夏(端午の節供 田の神と共に生きた日本人 ほか)
初秋(七夕こそぜひ旧暦で 岩手と東京の盂蘭盆会 ほか)
秋(東北の秋、東京の秋 中秋の名月と月見寺 ほか)
初冬(神在月と日本神話 浅草・長国寺の酉の市を歩く ほか)
冬(羽子板市と平日の蕎麦酒 去年今年貫くものは鐘の音)
初春(劇場の正月飾りと小正月の水木団子 豪雪の奥会津で伝統を受け継ぐ人々 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てくてく

6
花見や月見や祭りはやはり体感として旧暦の方が合っているのだろう。その新暦と旧暦のずれに注目しながら四季の情景を綴ったエッセイで、気軽に読み終えた。2015/08/02

mmaki

1
七夕のたびに毎年思う。新暦だと梅雨の時季で星なんて見られないから意味ないよね、って。でも、着物を着るときに新暦に合わせるか旧暦に合わせるか、どっちにしろいろいろ難しい、というのはそうだと思う。2015/09/17

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