講談社＋α文庫 北東北のシンプルをあつめにいく

著者名：堀井和子【著】

講談社（2014/07発売）

• ISBN：9784062815512

内容説明

時間をかけて訪ね歩き、見つけた北東北の「味」と「デザイン」。堀井さんが虜になった、秋田、盛岡……読めばきっと訪ねたくなる！

目次

秋田の５月（田んぼの鷺　５月２５日の朝ごはん　ほか）
秋田の夏（小茹子の漬物　いもの子の味噌汁　ほか）
きりたんぽの季節（キンタケとハツタケの辛煮　川カニの甲羅味噌　ほか）
初冬のｓｃｅｎｅ（秋田から盛岡へ　五城目町の朝市　ほか）
東北のデザイン（光原社を訪ねたら　曲げわっぱのお櫃　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちびのミイ]

秋田、盛岡を中心に東北の食と手仕事を紹介しています。京都にもさまざまな一品がありますが、その特徴はプロの職人さんが緻密な技術で作り上げているということ。東北では、使う人本人が身近な材料で工夫して作っていたという長い歴史がある。野山の山菜を使った料理。木の皮や蔓で編まれたかご。その素朴さや、温もりがたまらなく愛おしい。

2016/04/20