電撃文庫 非公認魔法少女戦線II まいんカタストロフ

著者名：奇水

KADOKAWA（2014/09発売）

• ISBN：9784048664714

内容説明

“非公認魔法少女”――それは使命を果たしたあともなお闘い続ける少女たち。　歴代最強の魔法少女たる“必殺の弾丸”こと美守ほのか。彼女が受けた新たなる任務は……新たに公認魔法少女に選ばれた親友・一宮真音のサポート!?　恋人・牧瀬琢磨の幼馴染にして、隠れた恋敵でもある真音のサポート任務は波乱続きで、やがて危機的状況に陥り……。番狂わせばかりの苦闘の裏には、かつての仲間の暗躍が!?　かくて公認魔法少女をも巻き込み、終わり損ねた魔法少女の血で血を洗う戦いが、いま再び始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[θ(シータ)]

「大好きな琢磨くんを失うことがあれば、もしかしたら私は、世界を滅ぼすかもしれないよ」………え？待って、最後が全く理解が出来なかった。つまり、なに、世界滅んだの？てか、あの魔法少女ってイラストといい年齢といいあの有名な某アニメにソックリなんだけど……。この作品は設定やキャラは面白いのに1巻から異常に読みづらいのが難点なんだよね。登場人物も多いし正直言って口絵の名前紹介が無ければ覚えてない。ちなみに〈陰陽師〉の魔法少女クズノハちゃんはお気に入り。この作者は絶対に百合(レズ)好きだろ！星４つ【⭐️⭐️⭐️⭐️】

2015/09/25

[水無月冬弥]

奇水先生（@kisuiHAIGOU）の　#ラノベ　まさか、ここまでメタ的な転回を持ってくるとは思わなかったよ、友情の話でもあったけど、琢磨くんの影がどんどん薄くなっていって困る、どうするんだろう？

2014/04/22

[niz001]

こんなに小ネタ多かったっけ？キン肉マンのOP曲ネタとかメイン読者層とずれてる気が。また前半と後半で雰囲気がガラリと変わる。キュゥべえが出てきてより露骨にまどマギかと思ってたら、最後にまどかも来て次巻最終巻に続く、と。好きな要素は多いんだけどなぁ…

2014/04/11

[disktnk]

前巻、最初のたった数ページの登場で強烈なインパクトを残した(←当人比)真音がヒロイン。任侠やら星やらいろいろな魔法世界が出てくのはいいんだけど、真音も含めて基本ダイジェスト説明なもんだから、なんかごちゃごちゃした印象。しかし最後の畳み掛け、そう来ましたか。某アルティメットまどかへのアンチテーゼとするのは、考え過ぎだろうか。

2014/04/25

[ヴィオラ]

基本「魔法少女物の変化球」が読みたくて、引退した魔法少女チームの同窓会とかは結構楽しかったりするけれど、基本的な流れは結構普通のバトル系魔法少女物かもなぁ…。ラスト辺りで「量子論」とか絡めてきたり、「魔法少女の世界」の魔法少女が出てきたり、なかなか楽しくなりそうだったのに、そんなタイミングで次巻に続く…(^◇^;) さて、最終巻でどう転ぶか？ 所々、発言者が誰か？誰についての発言か？で戸惑って、あと一文あれば…な所があって残念。

2018/11/07