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内容説明
いつの世も、風が吹けば桶屋が儲かる。そのカラクリにさえ気が付けば、経済はとても面白い。古今東西の物語をまくらにしながら、経済の根本原理と地球経済の「今」を大胆・明快に描きだす。中学生からわかる超入門・グローバル経済。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
13
グローバル経済学の入門書。それなりに分かりやすく書かれています。この解釈が正しいかどうかは読者の判断次第(つまり主観に左右される?)それはともかくこの著者は、アベノミクスに否定派(少なくとも懐疑派)のようです。私も、気分的には近いけど... (^_^;;;2014/05/26
オサム兄ぃ
7
「風が吹けば桶屋が儲かる」など平易な例を引きながら、「合成の誤謬」や、現代日本の「豊かさなのかの貧困」 = 非正規雇用・格差問題など、経済学が直面する諸課題の理解に導く実に分かりやすい入門書である。また完結明解だけれど息の長い文章や、張られた伏線が章の後半で疑問晴らしに一役買って胃の腑に理解がストンと落ちる構成は、若い諸君の論述的文章読解力向上を大いに助けるに違いない。本書でマクロ経済的観点を知れば、日々のニュースも興味深く見えてくるのではないだろうか。高2の甥(弱小野球部員)に押し付けることとしよう。2014/06/07
nizimasu
6
経済という実体のつかみにくい世界をずばっと一刀両断してくれるのが浜先生。アベノミクスの批判急先鋒でもあるだけに随所に批判も出てきますが、今回は経済の世界や力学を概観するのが趣旨。中でも世界地図をグローバルジャングルとして紹介していくのがとても面白い。詳細は本書を見てほしいのだが、説明上手の面目躍如ぶりを満喫しました。漫談かとしても先生は秀逸だなあ2014/12/30
Kentaro
4
地球の裏側で起こったこともITを通じてすぐさま世界中に伝播され、情報に連動してビジネスが動きます。第一次の世代はいきなり広がった世界のプレイヤーが様々な思惑で混沌とし、まさしくジャングル状態でしたが、産業革命から、標準化、システム化が進み、その究極の仕組み化をITで実現しようと先端技術を競いながら、また混沌の時代に突入仕掛けています。 このグローバルジャングルを制することが、第三次グローバル時代を制することになる。2016/09/25
mintia
4
浜さんに興味があったので読んでみました。面白くてためになった。2016/08/11