内容説明
いま私たちは個人化の第二波の渦中にいる。それは個人化の第一波のピークを過ぎた七〇年代後半から徐々に姿を現し、九〇年代半ばから一挙に加速してきた新しいタイプの個人化である。若者が“疑似高齢者化”する時代、液状化する日本で生きる。
目次
序章 震災後の生き方を“私”の視点から考える
第1章 日常生活の構造
第2章 人生の構造
第3章 高齢化―日常生活と人生の構造を変化させるもの1
第4章 個人化―日常生活と人生の構造を変化させるもの2
第5章 生活時間の補正―さらなる個人化の時代のライフスタイル1
第6章 生活空間の拡張―さらなる個人化の時代のライフスタイル2
著者等紹介
大久保孝治[オオクボタカジ]
早稲田大学教授。ライフストーリー研究。1954年東京都に生まれる。77年早稲田大学第一文学部(人文専修)卒業。86年同大学大学院文学研究科(社会学専攻)修了。87年同大学助手。91年放送大学助教授。94年早稲田大学助教授。96年同大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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