小学館文庫<br> 金脈 The OILSHOCK!

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小学館文庫
金脈 The OILSHOCK!

  • 著者名:嶽本野ばら【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 小学館(2014/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094060393

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内容説明

あの『下妻物語』の感動を再び!

 西海岸のようにノーテンキな晴れ空。GRATEFUL DEADの『BOX OF RAIN』が流れている。空の下には開拓地を思わせるだだっぴろい荒野があり、畑があり、大草原の小さな家みたいな家がある。荒野には井戸のようなボーリング施設があるが、それらは全てツギハギの粗大ゴミを集めて作られた代物である。
 その井戸の袂に、煙草をふかす老人。髪は長く、髭をはやし、サイケなチュニック姿の老人のその姿は明らかにヒッピー・スタイルだ。老人の横を首輪もない犬が何匹も走り、吠え、往来しているが老人はまるで頓着していない。老人が井戸を覗き込み「何をちんたらしている!」と怒鳴ると、井戸から泥まみれの少女がスコップと大量の土砂と共に出て来る。少女は採掘をしていたのだが、それに不適切なロリータ全開の身なり。少女は老人を思い切り蹴る。「ジジイ! 何で一人だけ怠けてるんだよ!」
 少女の独白――「私は世界中で一番、このジジイが嫌いだ」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しのだ@書店員復帰を目指し中!

14
懐古厨と言われようが私は初期の嶽本野ばら作品が好きだ。最近の作風にロリータという要素を加えてもやはり、初期作品のように純粋に嶽本野ばらの作品を受け止める事ができない。嶽本野ばらなのに嶽本野ばらではないみたいな作品を読んでからよく意味がわからなくなってきた感がある。2014/05/06

ぬたぁん

13
面白かったぁ~。以前下妻物語をテレビで観て同じ作者だったので電子書籍買って読んで見ました、仕事の合間休憩所で読んでてはじめプロローグの様な感じの文章だったので、いつ本編始まるのかな?と思いながら読み進むうちに吹き出しました。なので、人前では読まないほうがいいでしょう。度々吹き出す箇所がありますので要注意です。あまり語るとネタバレしますのでこの辺で終わります。 2016/08/29

あまりりす

12
長らく積ん読になっていた本です。登録してませんでしたが、少しずつ読み進めてはいたのです…移動のお供として持ってきたのですが…なんでしょう、可もなく不可もなくみたいな印象です…(´・ω・`)悪くないけど、良くもない、みたいな…面白くなかった訳ではないけど、人に勧める程ではないし、再読もないなぁ…(´・ω・`)2016/08/22

た〜

11
面白いのだけれど、横文字の固有名詞頻発だったり電波な用語が出てきたり長々と改行のない長文が出てきたりと、読みにくくする仕組みが満載。まさか本当に出てしまうなど、けっこう意表をついてくれるものだ2015/05/06

けっほ

7
相当面白かった!最初は変なジジイとその孫のギャグ的な話かと思ったけど、ほっこりするなかなかいい終わり方やった。じじい見習って力強く生きていこうと思った!笑2014/04/22

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