内容説明
新会長の問題発言、受信料義務化への動き、政権による国策放送局化……いまNHKが揺れている。そもそも6000億以上の受信料はいったいどこへ消えているのか。問われ続ける巨大放送局の実態を抉る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
1
NHKが抱える問題点を様々な統計データや不祥事を通して論じられています。あまりにも巨大な組織と抱える問題点の深さに簡単には結論は出すことは難しいですが様々な角度からNHKを考えるには最適な本です。2014/05/04
阿部
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NHKってつまりでかすぎるんだね単純に。自称公共企業の癖に赤字は値上げでって考え方で動いていて、民主的な意見を汲み取る機関がないのは非常に問題。箱がでかいだけに雇用問題を人質に、自己弁護のマスコミュニケーションやっててイラつく。NHKは解散して、できるだけ役割の細部化した組織にしないと末期癌になり兼ねない2015/11/30
まろまろ
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少々難解で読みにくかったが、NHKの実態は明らかに。事業運営は電力会社と同じ総括原価方式なので、景気に関係なく赤字を受信料で埋められる。なので番組制作にかける費用も民放の比ではないらしい。そして政治との関係も深いのだ。内情を知ると増々受信料・公平負担の問題が大きくなりそうだが、解決するには不払いの場合映らないシステムにするしかないのでは?それにしても衛生料金は高過ぎ!2015/04/06