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内容説明
よしもとばなな氏、推薦!! 「自分とお金の関係性がいつのまにかくっきり見えてくる魔法の本です」お金が紙くずになるXデーに備えよ！ 金持ちゾウさんと貧乏ゾウさんが繰りひろげる、笑いと感動のビジネス寓話。昔、炭鉱で栄えたカネー村。そこに降って湧いた投資話に、村のゾウたちが次々と巻き込まれていく……。謎の投資商品「ヘッジホント」が引き起こすバブルの熱狂。ある日、キリギリシャ国の財政破綻と、子どもの一言がきっかけとなって、カネー村からお金が一瞬にして消えてしまう。ゾウたちのお金は一体どこに消えたのか？もし、あなたのお金が一瞬にして価値を失っても、生活や経済は止まらない。大切なことは、人やお金、チャンスの豊かな流れに身を置くこと。愛のある人間関係の鍵を見つけること。
目次
プロローグ あるゾウの村の物語
第１章 同窓会
第２章 ヘッジホントがやってきた
第３章 アルーゾのお金の授業
第４章 終わりのはじまり
第５章 トルーゾを探せ！
第６章 お金はどこに消えた？
解説 これからお金とどうつきあいますか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
49
【図書館】かつて炭鉱で栄えたカネー村で平和で幸せな生活を送っていたゾウさん達。ある日、夢のような金融商品を紹介され、村の人達は…というビジネス寓話。ちょっと奥の手がスーパーマン過ぎ！とツッコミ入れたくなりますが、寓話だから許せちゃう！？ 癒し系だけどやる気のない３代目パン屋のナイーゾ、前向きで明るいけどちょっとスベり気味なヤルーゾ、優秀だけど冷徹な上から目線のトルーゾ、リストラされてダメダメなヘルーゾ…４頭のタイプの違う同級生達を中心に、お金との付き合い方、そして人生について考えさせられる一冊です。2014/10/31
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
46
やっと読めた・・・！お金と仕事と人生と人間関係とライフワークと。どれも大事だけど、本当に大切にできている人って一体どれくらいいるんだろう？お金を理由に、やりたいことを我慢したり、やりたくないことを続けたりするのは今年限りでやめたい。最近、無気力なのは少なからずお金に左右されているからだと思うと、悔しくて堪らないので、そんなことは抜きにして、自分の好きなことをやり続けていきたい。あと、自分で何でも解決しなければと思ってしまうので、人に頼れるようになりたい。何にも惑わされずに自分らしく生きたい。2018/01/07
ばりぼー
34
「ヤルーゾ＝ポジティブに生きて社会的な成功を目指すタイプ、ナイーゾ＝社会を怖れてビクビクして生きるタイプ、トルーゾ＝他人を蹴落としてでも能率重視で生きるタイプ、ヘルーゾ＝社会不適応でダメ人間のレッテルを自分自身に貼って落ち込んで生きるタイプ。どのタイプも自分の生きている世界が正しいと確信していますが、私たちの誰もが４つのタイプのどれかにあてはまります。」どうしよう、私はどれにもあてはまりません（笑）。寓話とするなら、読者にもっと自由な解釈を許してもいいように思いますが、ちょっと決めつけすぎなのでは。2018/02/03
AKIKO-WILL
26
今、夢を叶えるゾウも読んでいて2冊ともゾウが出てくる笑 自分が今のお金について凄く悩んでいるんだと気づく。お金と幸せをテーマにしたこの本！お金の見方が変わってきますね！2015/05/21
ひと
24
物語はいたってシンプルで読みやすい。主人公が自分とポジティブ依存性のゾウさんなので、感情移入もできました。お金と幸せのバランスを取るには、稼いだり貯めたりする以上に使い方が大切な気がしました。主人公がパン屋というライフワークに気付けて羨ましかったです。自分も見つけ出したいですね。また、都会に出た田舎者の孤独感も身に染みました。健さんの祖父が40代で亡くなっていたとのこと。私の祖父も40代で、父が中2の時に亡くなっているので、父の人生にどのようなインパクトがあったのか聞いてみたくなりました。2015/12/19
