尾木ママの 10代の子をもつ親に伝えたいこと

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尾木ママの 10代の子をもつ親に伝えたいこと

  • 著者名:尾木直樹
  • 価格 ¥610(本体¥555)
  • PHP研究所(2014/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569761688

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内容説明

思春期とは、誰もが大人になる前に通ってきた道であり、すべての親が経験しています。それなのに、ケータイ、スマホ、LINEなどの影響で、子どもが多くの情報に触れたり、友達と常に繋がってしまうという時代の流れによる環境の変化が、10代の子をもつ親の不安をいっそう強くしています。また、最近ではいわゆる“反抗期がない”という、一見して問題がなさそうな子どもが増えています。実はこちらのほうが、将来様々な問題を抱える可能性があるのです。いっそう複雑化してゆく思春期の問題。いったい、親は子どもの健全な成長を助けるために、何をすればよいのでしょうか。本書は、尾木ママとしてTVで人気の教育評論家が、<性の問題><いじめ><親子の適度な距離の取り方>など、10代の子育て特有の問題について、親が今日からできる対策をやさしくアドバイス。思春期の子をもつ親の心のモヤモヤが晴れる一冊です。

目次

第1部 10代の子ども特有の心配ごと(思春期とはどのような時期か、おさらいします 思春期の子どもとどのように接すればよいのでしょうか 彼らは「友だち関係こそすべて」という世界で生きています 10代のいじめ問題について考えます 避けて通ることはできない性の問題について)
第2部 変わる思春期に親はどう対応する?(「うちの子に反抗期はないみたい」って、ほんとうですか 思春期の子がもつ強いエネルギーをどう生かせばよいのでしょうか 思春期の子どもにとって「ここちよい場」を家庭の中に)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かやん

4
自分が10代の時もこんなだったのかな娘たちもさほど苦しんでいないみたい(深層はわからないが)女子より男子の方が難しいってことや昔と今の違いなどあらためて納得出来るし、各章とても参考になりました。2014/06/21

すももんが

3
反抗期って言い方は昔からあんまり好きじゃないです。大人への反抗は精神的に成長している証拠、という尾木ママの言葉が響きました。自己主張できるようになって、本当だったら喜ばしいことなのに、大人の都合や感情ばかりが優先されているみたいで、何だか子どもが可哀想になる。「魔の2才児」って言い方も同じ理由で嫌い。子どもよりも、大人のほうがわがままなのかなって思う時がある。2019/02/19

タミイ

3
母親には難しい「短く叱ってパッと引く」や男子の反抗と性について等、勉強になった。どの言葉もすうっと心に入ってくる尾木先生マジックがさすが。スマホ・LINE等、IT絡みの時代変化への対処法も参考になる。価値観を押し付けず尊重し愛情と理解を示しつつ、壁となり毅然と子供に向き合う事が大切。自分の反抗期は確かに思い出せないが、乳児の頃の記憶がない幼児期健忘と同じ特殊な時期という説が興味深い。だからこそ大人に向けて脱皮できるのだろう。子供の思春期を楽しみつつ対応すること。短い注意でも「届いているはず」と信じよう。2015/07/03

しゃんしゃん

2
たいへん参考になった。10代の子にとって親は壁でなければならない。けれど親は自分の価値観を単純に押し付けてもならない。全く時代が変わったことを理解し、その上で親と子がバートナーとして次代を創っていくことが求められる。親も常に高みを目指しながら押し付けにならないように自分の人生観、世界観を子に示しつつ一方で子に学んでいくことが必要。ともかく楽しみつつ子育てしたい。2015/06/28

TOMTOM

2
スマホのルール案は大変参考になりました。ある面ではものすごく敏感なのにそれ以外のところは鈍感だったり。難しいなあ2014/06/27

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