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内容説明
5年連続の最下位から脱し、悲願のCS初進出を狙う横浜ベイスターズの熱き司令塔が、その采配に秘めたチーム作りと選手育成へのこだわりを明かす。三浦大輔投手との特別対談も収録。
目次
第1章 勝つための「マイナス思考」
第2章 人をつくる、ということ
第3章 明日への「免疫力」
第4章 「諦めない野球」が生み出す力
第5章 中畑清が考える野球
第6章 快進撃!DeNAベイスターズ
対談 「逃げない野球」のつくり方―中畑清×三浦大輔
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アコ
15
ベイファンなので「その考え知ってる」「そんな出来事あったね」が多い意味では新鮮さは少なく、前半は自画自賛と古い野球人の考え方に若干辟易。しかし後半は人気が陰りがちなプロ野球界に寄せる熱い思いが伝わる。自ら客寄せパンダになり『プロ野球は興行であり、グラウンドはステージだ』という言葉を示し、キヨシの文字がスポーツ新聞一面を飾ったあの頃を回想。それらを成すために最高のチームが未完成のベイスターズだったというのも嬉しいし、文中の『新たな大魔神を作る』を実現しているのは素晴らしい。巻末の三浦大輔との対談も◎2017/01/31
かやは
11
常にファンを意識している中畑監督。野球はスポーツである以上に長い歴史のある興行なんだと改めて思った。最近ベイスターズのファンになったけど、これからも優勝を願って応援します。2014/10/10
おくりゆう
9
ベイスターズ再建へ、現役時代の絶好調男や監督時代の熱いぜ、のスローガンから意外なマイナス思考という第1章に始まり、中畑野球の全てを語った一冊。ベイファンでなくとも今期展望や野球観など読んでいて楽しかったです。また特別?カバーもよい。2014/04/02
anken99
6
福岡、天神のTSUTAYAで、知人待ちの間に中古本購入。飛行機で一気読み。中畑清、DeNA監督2年めを終えたころの著作。今年、ラミレス監督の下で、初のクライマックス進出を決めたわけだが、やはりその礎を築いたのはキヨシだと痛感。巻末の番長三浦との対談が味わい深い。2016/11/20
as
6
これを読んで梶谷のコンバート直後の万歳連発事件を思い出しました。出来れば鶴岡のプロテクト除外の事情も語って欲しかったです。2015/07/17