食品の裏側2 実態編―やっぱり大好き食品添加物

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食品の裏側2 実態編―やっぱり大好き食品添加物

  • 著者名:安部司【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 東洋経済新報社(2014/03発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784492223369

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内容説明

かつて「歩く添加物辞典」「食品添加物の神様」と呼ばれていた男が、
自分の売った添加物でつくられたミートボールを自分の娘が頬張る姿に衝撃を受け、
つとめていた食品添加物商社を退社し、一冊の本を書いたのが2005年のことでした。

その一冊の本、『食品の裏側』は日本社会に大きな衝撃を与え、60万部のベストセラーとなったのです。

そしてあれから9年・・・。著者の安部司氏が、新たな祈りを込めて書き下ろしたのが、この『食品の裏側2 実態編』です。

安部司氏はなぜ第2弾を書いたのか。
それはこの9年間で食品を巡る実態が改善されるどころか、さらに深刻化しているからです。

今作ではコンビニ弁当など日常的に大量消費されている食品を題材に、
食品添加物の驚くべき実態、表示方法の唖然とするような真相を詳細に解き明かすほか、
遺伝子組み換え技術や、ポストハーベスト農薬問題にも切り込み、食品の安全と安心について前作以上に深く掘り下げます。

巻末には特別付録として、食品のラベル表示から添加物の中身を確認できるように、索引機能付きの用語集を掲載しました。
具体的な対処法、対応策などについて多くのページを割いているのも今作の特徴です。

私たちは生活と健康のベースとなる「食」とどう向かい合っていくべきなのか。
それを真剣に考えさせてくれる現代日本人にとって必読の書です。
【主な内容】
はじめに

第1章 激安ハンバーグ弁当の裏側

第2章 添加物なしにはつくれない食品

第3章 添加物の許可をめぐるおかしな現状

第4章 限りなくブラックに近い添加物

第5章 添加物が本当に怖い理由

第6章 私たちは添加物とどう付き合えばいいのか

第7章 私たち消費者も添加物、農薬を求めている

第8章 添加物を減らす生活

第9章 お母さん、ごめんね、ありがとう

おわりに

「特別付録」もっと知りたい食品添加物

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めしいらず

66
消費者の意向に従い安値を競う昨今。その中で企業が利益を上げるために費やした努力には敬服する。数多ある食品添加物を豊富に用い、安く、簡便、綺麗、美味しいを全て兼ね備えた商品がスーパー、コンビニにずらりと並ぶ。だが、その裏側で消費者が背負い込んだ代償は何だったか。本物の食材が入っていない置換・水増し商品を摂り続けた味覚はどうなったか。多くの日本人が抱える疾病との因果関係は。私たちの身体は日々食べた物で出来ている。身体に起こる諸問題はその結果。添加物だけに問題を押し付けられないけど、素性の知れぬ物は摂らぬが吉。2015/03/05

キムチ

60
障害程度判定項目にある「健康・栄養管理」自身に必要な栄養摂取に基づく食物を購入、管理、適宜摂取。何げに頭に入っていたこれ、重箱の隅をつつくと問題の山塊的大きさを痛感。障がいなので程度により支援が必要となるモノ差しだからできていない割合により支援が要される。しかし、自分をフツーって任ずる向きにはものすごくグレー。側道に落ちている、歪んでる等。例えば国民病であり国家予算のかなりの部分が投じられている糖尿病。食の問題が持つ根本の部分は生存の常識と改めて思った。11年前の本でも中身は悪化こそすれ好転していない→2025/02/18

yamaneko*

60
コンビニのお弁当が作られる工程を読んでゾッとして、読み終えるのに時間が掛かりました。12年前と比べても添加物は100近く増えているといいます。その安全性は保証されているわけではなく、海外や業者からの要請で増えたり、減ったりするらしい。豊かなようで貧しい日本の食の現実に愕然とします。2015/03/29

Kーazuki

44
食品添加物について、なんとなくわかっているような気になっていましたが、この本を読んで全くわかっていなかったんだと思った。普段の生活の中で意識していこうと思います。また、この本をきっかけに色々と調べてみると(ググる)食品の偽装と表示制度の改革がヒット。その中に世界で最も食品表示が少ないのが日本だった。治安については安全安心を謳う日本(本当か?)だが、食品に関してはどうだろう。ただ、食品添加物が全く使われていない食材だけでの生活をしていくことは不可能だし、逆に意識しすぎてストレスになりそうだ。2024/07/26

sas

35
添加物を使用する理由は、安い、簡単、便利、きれい、オイシイを手に入れるため。添加物の種類は年々増え続け、何と4500もあるという。添加物には虫の分泌物や排出物もある。安全だと使用されていた添加物が突然使用禁止になることもある。幼児から老人まで採り続けている物質であるにもかかわらず、誰も監督している人がいないのだ。添加物を複合摂取した場合の危険性は誰にもわからない。4500もの添加物を複数摂取したらどんな危険があるか全く不明だ。結局、添加物のせいで死んでも、その原因を証明することは不可能。恐ろしい世の中だ。2014/10/05

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