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内容説明
「文七元結」「千早振る」「時そば」「牡丹灯籠」ほか、落語の人気演目を厳選収録。圓生、志ん朝、小三治など、名人の落語を世に送り出した名プロデューサーならではの蘊蓄が満載。下巻演目【た~わ行】。
目次
大工調べ
たいこ腹
代脈
高砂や
高田馬場
たがや
竹の水仙
たちきれ線香
狸賽
試し酒〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はんみみ
4
長屋の花見はプロットだけでも声を出して笑えるほどだな~。子供のころ、落語って凄い、笑い話なだけじゃないんだ、と思い知らされたのは「藪入り」親子の情、思うから、信じるからこその疑いや不安というものに胸を打たれ、もしかしたら物語というものを少し外側から見るようになったきっかけだったのかも知れない。2014/11/19
いづむ
4
上巻と同じく下巻も愛用。この二巻で紹介されている噺は九割がた聞いたかなあ。でも必ずしもオチを覚えてないので、いつまでも新鮮な気持で楽しめるお粗末な記憶力の私…(購入本)2014/07/03
きのたん
2
「二番煎じ」と「一目上がり」が良かった。講談はたまにはいいけど多いと説教臭い。どうしても圓朝という人が作った話がどれも好きになれない。いかにも、という大仰な展開ばかりでひとつも心に染みない。みんな大絶賛と言うけど、どうしてなのかな。2018/04/29
のんちゃん
2
今年年頭から落語に興味を持ち、落語を扱った小説と本書上下巻を読了しました。本書にある落語演目も現段階で8割位、録音で聴き終えました。本書はその演目を得意とする噺家さんを列記してあるので、落語初心者の私にはとても有り難かったです。今では心底落語にはまり、寄席にも訪れ、テレビの落語番組も録画しています。落語入門書としても十分に手応えのある書籍だと思います。2016/05/14
りょちみ
1
上を読んだので続き。印象に残った話は以下。 たがや、垂乳根、化け物使い、はてなの茶碗、ミイラ取り、目黒のさんま、もう半分、湯屋番、悋気の火の玉2017/12/20