トランジション ――人生の転機を活かすために

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トランジション ――人生の転機を活かすために

  • 著者名:ウィリアム・ブリッジズ【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • パンローリング(2014/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784775941225

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内容説明

失恋、結婚、転職、死別、昇進、引越しなど、人生は転機(トランジション)の連続です。その転機をどう乗り切るかが今後を左右しますが、焦って空回りしてしまったり、よくわからないまま次に進んで、同じ過ちを繰り返してしまうこともしばしばあります。一体どうすればうまく乗り越えられるのでしょうか。

本書の著者ブリッジズはもともと英語教師でしたが、キャリアコンサルタントに転職し、成功を収めました。本書はちょうど著者自身が人生の転機にあったときに書かれたものです。著者は人生の転機「トランジション」を「終わり」→「ニュートラルゾーン」→「始まり」の3つに分けて解説しています。

まずあらゆる状況には「終わり」があります。これまで自分が置かれていた環境や立場がなくなり、自分自身が何者であるのかも分からなくなり、将来も見えなくなります。

「終わり」を迎え、ぬけがらのようになってしまうのは「終わり」と次の新たな「始まり」の間の期間、「ニュートラルゾーン」です。

ニュートラルゾーンはこれまでの自分が失われ、先も見えない、とても苦しい時期です。しかし、ここで急いで抜け出そうとして焦って行動を起こしてはいけません。このニュートラルゾーンで「終わり」を受け止め、空虚感や喪失感をしっかりと味わい、真摯に自分と向き合うことこそが、転機を活かし新たな「始まり」を迎えるために必要なことなのです。

本書は転機のしくみと心の動きを解説し、ニュートラルゾーンでの苦しみをどのように乗り切っていくべきか助言を与えてくれます。あなたが転機や困難にぶつかり別れや終わりのつらさを味わっているとき、人生の方向を見失ってしまったときには、本書を頼りに一歩ずつ前に進んでみてください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T2y@

39
「終わり」と「始まり」。この中間にあるニュートラルゾーンでの空虚と発芽。トランジションがもたらす人生への影響。 これほどマーキングしまくった本も久しぶり。 年始早々ながら今年のベスト3冊に入る、そのくらい影響受けそう。 2024/01/13

速読おやじ

10
人生の転機は思い悩む事が多い。前向きな転機もそうでないものもある。全ての転機=トランジションに、終わり、ニュートラル期間、始まりがある。特に過去の自分のとの決別である「終わり」を受け入れるのは辛い。現代で余り見られることのなくなった、通過儀礼的な儀式がこうしたトランジションに必要なのではないだろうか。特に中年以降は、家庭、仕事において、転機の連続である。ジョージオーウェルの1984年のスローガンは、現在をコントロールする者は過去をコントロールし、過去をコントロールする者は未来をコントロールする。 2019/07/29

コジターレ

10
再読。2度目だからか、前回よりも読み進めやすく感じ、理解が深まったと思う。今回は、起業した頃のトランジションのことを振り返りながら読んだ。プライベートについては、「終わり」を蔑ろにして「始まり」を迎えていることが多いと改めて思ったが、まぁ、これはおいおい考えていこうか。2017/04/13

コジターレ

10
キャリアの研究第5弾。トランジション(人生とキャリアの節目)についての本。私たちが大して意識もせずにやり過ごしてしまっている人生の節目に対する向き合い方を考えることができる。自分自身がちょうどトランジションの最中にいるので、自分事として読むことができた。翻訳本であることと神話の引用の多さのためか読むのに苦労したが、そのうち頑張って再読したい。2017/02/06

bookreviews

9
ニュートラルゾーンの重要性は、表現は色々ですが、まずはそこに浸かり急いで逃げ出そうとしないことについて繰り返し語られていました。そのためには、まずは「終わり」を認識し、それまで良しとしてきたものが何かを認識し、それを手放す必要があります。ずっと引きずってしまったり現状認識できずにいると、いつまでも「始まり」を迎えることができません。自分の内なる声と向き合うことが必要であることを認識できる良書でした。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/Transitions2025/03/14

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