富士見ファンタジア文庫 ご覧の勇者の提供でお送りします

著者名：田口仙年堂【著者】/しらび【イラスト】

KADOKAWA（2014/06発売）

• ISBN：9784040700670

内容説明

モンスターたちからゼルニア王国を守る勇者たちの戦いを映す人気番組「勇者テレビ」。伝説の勇者の息子フウトは学園所属の勇者として、タッグを組んでデビューするのだが、その相方はまったくやる気のない美少女で？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[METHIE]

4月の良作5冊目（ぐらい？）まずファンタジー版タイバニをやろうとした時点で大勝利だろう、勿論それを裏付けするまでの設定や文章力も匠なのよ。やる気の無い天才ヒロインと努力家の二代目勇者というコンビというのやはり上手い。

2014/04/17

[まりも]

なんかどっかで見たことある設定やなと思ってたらこれタイバニに似てるんですね。その為物語に安定感はあるけど意外性も独自性も無いのでいまいち盛り上がりに欠ける作品だったかな。肝心の内容もタイバニと比べると薄目なので悪い意味でラノベらしい作品だな。田口仙年堂にしては個性が無さすぎる作品で残念。次巻はいらない。

2014/04/06

[シュエパイ]

HERO TV @ ファンタジー！な感じの番組なのです♪ 田口仙年堂さんの新シリーズだー。まっすぐ突き進む男の子、やっぱりよいのですよ。楽しく愉快に成長していってほしいなと思いつつ、セシルくんの方がヒロインっぽかった気がするのは、まぁ、おいておこうか

2014/03/21

[1_k]

タイバニをファンタジーに持ってきてラノベ風味にしてみました、な設定。二番煎臭があると同時にわかりやすくはある。そのあたり新鮮味面白味には欠けるが、微妙にラノベの現状を反映したようなメタ臭い、それでいて真正面からの正統な書き方で、なかなか良かった。メインヒロインのダメ人間キャラとかラノベに必要な魅力は十二分に備わっており、安定した良作。さすがのベテラン。ただ、前シリーズの方が万人受けはしなくとも個性的な部分があって好きでしたが。

2014/03/22

[瀧ながれ]

登場人物の多い作品はその紹介に工夫が必要だと思うが（覚えきれないわたしのような人のために）、これはうまく順番に登場させていて、各々が無理なく印象に残った。勇者たちの仲間意識というか、ライバルでありながらの同僚感が、いい感じだった♪（しかし主人公の特性は、この世界設定なればこそでは？）

2014/05/29