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内容説明
時間と空間を超えてつながる新しい人間関係のもとで、ハイパー資本主義以前にみられた贈与経済を彷彿させる「シェアリング・サービス」が勃興している。さらに「社会がウェブをコピーする」なかで、絶対に安泰と思われていた事業が思いもよらない競合に浸食され、組織づくり、イノベーションの作法、教育までもが根本から変化している。はたして「昨日の常識が通じない時代」に私たちが身につけるべき「視座」とは何か。人間はウェブの力を味方にできるのか……。フェイスブックの歴史的意味からウェアラブルコンピュータによるパラダイムシフト、日本企業が行き詰ったほんとうの理由、そうした混沌の先にある未来までをも一つの線上で論じきった、渾身の一作。
目次
第1章 ウェブ2.0以降の世界はこう変わった(人間中心主義へと向かうインターネット ウェブ1.0のパワーとは「中抜き力」 ほか)
第2章 「シェア」が生み出す新しい資本主義(グーグルが無料で利便性を提供する理由 「スマイル0円」というマニュアル化の極致 ほか)
第3章 なぜ日本企業は「オープン」に対応できないのか(カーナビメーカーを苦しめるグーグル 次の勝者は「多くをつなげてしまった人」になる ほか)
第4章 「ウェブをコピーした社会」が向かう未来(SFの世界を想起させるグーグルグラス 現実と仮想を重ね合わせるミクスト・リアリティ ほか)
第5章 常識の通じない時代を生き抜く「7つの視座」(リアル社会にこそ「ウェブ的思考」を持ち込もう 失敗をしよう。失敗を許そう ほか)
感想・レビュー
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WATA
yamaneko*
ワダマコト
hatayan
kubottar