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内容説明
かわりものの年寄(としよ)り兄妹マシューとマリラは、農場のはたらき手として男の子をひきとることに。でも、孤児院(こじいん)からつれられてきたのは、赤毛でそばかすの11才の女の子アンでした! マリラはアンを追い返そうとするけれど…!? 自然(しぜん)いっぱいの美しい島を舞台(ぶたい)に、夢見る少女がひきおこすおかしな騒動(そうどう)。そそっかしくて失敗(しっぱい)ばかりのアンは、やがてみんなの心に感動をもたらします。泣いて笑ってキュンとする、世界中の女の子が恋した名作を新訳・ノーカット完全版で! すてきなさし絵が54点ものってるのは、つばさ文庫の『赤毛のアン』だけ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mikipon
5
ようやく娘が手に取って読む。日頃愛読のつばさ文庫とか、青い鳥文庫とかになっていないとどうも、手が伸びないらしい。村岡訳に慣れた私は、ざっと読んだだけですが、これでようやく娘とアンについて話ができる。2014/10/07
ちかもり@再出発
3
赤毛のアンは私が知っているだけでも10種類近い翻訳がありますが、今回の「河合訳」は新訳のようです。まずつばさ文庫で出すという意欲的な取り組みに驚嘆。現代的感覚で訳されていて違和感なく楽しめました。翻訳の細かいことはわかりませんので訳文に関してはこのくらいで。 さて内容ですが私はキャラクター小説として読んでしまった。アンは非常にキャラが立ってる。マリラなんて完全に元祖「ツンデレ」ですよ、まったくもって。マシューのチョロさにはあきれるばかり。だだ甘やかしの一歩手前。アンによる鮮やかな風景描写は見事です2014/04/01
柘榴
0
巻末に差別的表現についての断りが書いてあり、安心2017/05/03
kaolu
0
新訳、さらに完訳を児童文庫で出すのがすごいな。表紙絵がきらきらしていて中もかわいらしいイラストが豊富なので、女児には最適に思う。今時の子が違和感なく読めるような今風な訳だとは思うけれど、品はあるし、時代に即した読みやすさで大人でも十分楽しめます。2016/07/07
tori
0
ツンデレ喪女と妄想養女2015/02/03