内容説明
幼なじみとの幸せを夢みていたカラは恋に破れ、打ちひしがれてカリブ海にやって来た。上陸したのはフランス領リュック島。美しく幻想的な島だ。ホテルの部屋を間違えたことから、カラは、ルーカン・サヴィッジという謎めいた男性に出会う。島人の噂によると、ドラゴン・ベイに広大な農園を持つサヴィッジ家の館には、ドラゴンの呪いがかかっているという。ルーカンには車椅子の双子の兄がいるが、その原因となった事故はどうやらルーカンのせいらしい。危険と知りつつも、カラはルーカンの抗い難い魅力に引きつけられ……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ととめ
1
ちょっと暗めのお話。ヒロインが無防備。ヒーローの一族は怪しすぎる。謎はちゃんと解けるんだけど、モヤモヤ感がね・・・。2016/04/04
akiyuki_1717
1
この作者のストーリーはいつも若干無理があり、こんなの有りなの?っていうエピソードからなので、入り込みづらい。今回も傷心旅行で、男性には懲りているっぽいのに、自ら一週間も行動を共にしてヒーローを信じられないといい。それでもであって一週間で結婚し、更に後悔と疑念に振り回され、結婚して間もない夫から逃げて回る。その上、襲われ怪我をしても単独行動に走りまくるという、訳のわからないヒロインに”あなた馬鹿?”と思いながら読んだ。ヒーローがヒロインを愛していたということも全く理解できない。なぜ再販したのか意味不明。2014/06/23