内容説明
不世出のコメディアン、ビートたけしを師匠に持つ「たけし軍団」。軍団のリーダー格であるガダルカナル・タカを中心に、つまみ枝豆、ダンカン、松尾伴内、グレート義太夫ら、総勢８名の軍団中核メンバーが明かすたけし軍団、師匠・たけしの素顔。FRIDAY事件、バイク事故の真相も明かされる。
目次
上京とスナックと草野球
師匠と弟子
対談その１ つまみ枝豆―殿の運転手
対談その２ 松尾伴内―『スーパーＪＯＣＫＥＹ』
対談その３ 井手らっきょ―『スポーツ大将』
フライデー事件
対談その４ ダンカン―『お笑いウルトラクイズ』
対談その５ ラッシャー板前―最後のボーヤ
対談その６ グレート義太夫―『北野ファンクラブ』
バイク事故
対談その７ 柳憂怜―北野映画
対談その８ なべやかん―たけし軍団というカオス
これからのこと―ガダルカナル・タカ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
52
登録しようと思って検索かけると再読なことが判明。全然記憶にない上適当に感想書き飛ばしてる自分がいたりする。独立騒動を踏まえてまた読むと趣深いというかなんだったんだろうな。お笑い芸人がなんかやらかしても笑ってすまされないのもなんだかなと思わないではないけど、やらかす限度もあるしな、浮気の一つ二つはいいと思うが。よく考えてみると知事になったりだとかで結構みんな活躍してるので、大したもんだな、この面倒見のよさと思った。2018/05/28
gtn
17
まず、軍団内の序列が分かる。一軍の八人の中でも、義太夫とらっきょは加入が遅く、特に義太夫は素人だったため、他に気を使っていたとのこと。皆、師に心酔している故に、その直情、理不尽を受け止める覚悟がある。ラッシャーなど「誘う後頭部」と言われ、車の後部座席から散々頭を蹴られる始末。将来、笑いの軸は変わるかもしれないが、俺の生き様を見ろという師。フライデー事件、バイク事故等それを存分に堪能する弟子。我が子より弟子の方がかわいいとの師の言葉に、弟子たちは、師の慈愛に歓喜する。師弟は肉親の情を超えることを知る。2020/04/15
桂けい
6
たけしさんと軍団とのハチャメチャで下らないやりとりの毎日ながらも、団結力の堅さがひしひしと伝わる一冊でした。 たけしさんの二大転機と言える、フライデー襲撃事件とバイク事故の秘話も書かれていて、興味深かったです。 通常の芸能人なら、フェードアウトしていたであろう出来事を乗り越え、今だ活躍中なのがまさに恐るべしですね。2016/09/17
koheinet608
4
今年読んだ本の中で一番面白かったです。武氏の存在は、軍団の全てです。おそらく、日本の組織の中で、忠義の関係が保たれている数少ない例だと思います。武氏が、軍団へ「やっていいこと」と「悪いこと」の行動規範を、自分の人生を通して教えています。規範は客観的に明文化されていませんが、武氏と軍団は、宗教的な忠義の関係で結ばれています。これが、軍団へ与える安心感は、言葉にはならない程大きいと思います。軍団の根本にあるものは「自分たちの優先順位の全ては、殿にある」です。それが機能しているのは、一にも二にも武氏の存在です。2017/12/19
ぶ～まっくす
4
私にとっても「愛と青春のたけし軍団」？いや「愛と青春のたけしさん」！！「たけしの・・・」ってつくＴＶ番組はほとんどみてた。面白かったなぁ。とても懐かしく読了。そしてたけしさんのこと、ますます好きになり会いたい気持ちがつのるばかり；；読了日の夢でたけしさんに会うことができました。2014/06/19
