内容説明
アメリカを知るには、大統領よりも議会を知るべし!
在米日本大使館公使・連邦議会担当を務めた現役外交官がつくった内部向けのマニュアルを一般読者向けにわかりやすく改めた、アメリカ政治の解説書。
アメリカの三権分立の仕組みから、ワシントンを舞台にした映画まで、現場で使われる生の英語も併記してまとめました。
1冊読めば、TPP、アジア外交、エネルギー政策など、ニュースの裏にある連邦議会の動きがわかります。
「知日派議員連盟最新情報」「有力議員プロフィール」も収録し、実用的。
目次
1 連邦議会の仕組み(ねじれ議会「政府各部門間の関係」 先生「議員とは」 ほか)
2 法律ができるまで(棚上げ「委員会審議」 牛タン戦術「本会議審議」 ほか)
3 議員事務所の日常(トラバーユ「議員事務所の面々」 ドブ板選挙「地元との関係」 ほか)
4 政治の舞台(密室政治「連邦議会議事堂」 グッチヶ谷「議事堂の周辺」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
21
著者は元在米日本大使館公使。タイトルは?アメリカの議会英語を解説。キーワードが日本語と英語で説明してあり分かりやすい。グアム、delegate代議員、プエルトリコからはresident commissioner 駐在弁務官と呼ばれる。アメリカの政治や議会を知る上で、良い副読本となるであろう。2018/03/18
晴天
0
アメリカの連邦議会議員の営みについて焦点を当てて紹介しているが、議員がどこに集まりがちでアクセスする際にはどのようにするかどんな工夫をすると効果的かといった話は興味深い。わかりにくい議会用語について英日併記で数多く紹介しようとしているのも親切。2017/02/13
のの
0
大使館公使の方が米国議会について書いた本。法案ができるまでとかロビー活動のこととか、議会のことがまとまっていて、更に読みやすい!日本の議会の本ってあるのかしら…?2014/05/25