- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
男と女。同居人。恋愛関係にある訳ではない。お互いのことを、よくは知らない。答えなんて、ない。「理由」はあっても、理論や理屈は、いつもあの青い空の中。「海辺へ行く道」シリーズで熱狂的なファンを生んだ漫画界のマイナー・ポエトが、さらなる強度で奏でる、唯一無二の世界。不思議に優しく切なく可笑しい、ココでしか決して出会えない、ファンタジックな「日常」連作集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
メイ&まー
15
なんてキャッチーなタイトルなんでしょうね。絵も少し洗練されたような。相変わらず、平凡なようでそうでもなく、どっかできな臭い匂いが立ち込めている。結局、同居している仕事仲間の男女二人は何者なんでしょうね。のんびり穏やかに日が暮らせれば御の字だと普段思っているけど、良い・悪いとかの境界線上に立って、何にも縛られず根無し草みたいな暮らしをやる者に…一瞬なってみたいかもしれない。いや、二人があんまり気持ち良さそうだったので。2014/04/07
深夜
14
一歩アンダーグラウンドに踏み込んでしまっているような、それでいて日常的なこの空気感はそう簡単に描けるものではない。私はすっかりこの人の虜になってしまっている。2017/08/15
akihiko810/アカウント移行中
7
古本漫画。変わったバイト(何でも屋?)をしている青年とベビーシッターをしている同居人女性を中心とした6つの不思議な短編集。8.5/10点 三好銀の世界はすごい。いつも不思議な世界へと誘ってくれる。本作ももちろんそう。どうしてこんな「ありそうでなさそう」な世界を描けるのだろうか、すごい。それだけに亡くなってしまったことが残念でならない2020/05/12
フロム
5
安定した完成度を誇る三好銀だが、本作はその中でも相当出来がいいように思う。冷静に考えると相当ぶっ飛んだアイデアなのだが、自然にありそうな話の溶け込み具合が凄い。そのハッタリと超然さのバランスが素晴らしい。 時折大ゴマで見せる止め絵と言うかイラストっぽいコマの挿入も見事。偶に読むと面白いよねぇ。2019/03/22
cino
3
20年近くの沈黙を越えて、近年の新刊ラッシュは何なの?ついに三好銀の時代が来たの?うれしすぎてこわい。2014/03/08




