内容説明
プラトン、アリストテレスなどの古代の哲学者、
パスカル、ハイデガー、カント、ヘーゲル、ニーチェなどの近代の哲学者、
そしてマイケル・サンデル・スラヴォイ・ジジェク、ピーター・シンガーなどの現代の思想家まで、
古今東西の代表的哲学者の名著50冊のエッセンスがこの1冊にまとまりました。
「可能性の文学の真の研究者」(USAトゥデイ紙)とも批評される著者T.バトラー=ボードンは、
「人生の道案内」として、また「世界の本質を照らす光」として哲学を活用する方法を提案しています。
英語版のみで累計30万部、世界23言語に翻訳される世界的ロング&ベストセラーシリーズの最新刊。
目次
『人間の条件』ハンナ・アレント
『ニコマコス倫理学』アリストテレス
『言語・真理・論理』A.J.エイヤー
『エゴ・トリック』ジュリアン・バジーニ
『シミュラークルとシミュレーション』ジャン・ボードリヤール
『第二の性』シモーヌ・ド・ボーヴォワール
『道徳および立法の諸原理序説』ジェレミー・ベンサム
『創造的進化』アンリ・ベルクソン
『全体性と内蔵秩序』デヴィッド・ボーム
『現代世界で起こったこと』ノーム・チョムスキー〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
20
‘13年初出。ジョン・ロールズ『正義論』で社会の全員が自分の立場や地位に関する記憶を失い、全ての人が繁栄するための最大の機会を得るように社会を構築するとどうなるか想像するよう求める(25頁~)。アレント要約:人間の本質は想定外の行いをすること。全ての人は世界を変革する可能性を持って誕生(49頁)。アリストテレス:幸福とは有意義な人生の副産物(57頁)。ベンサム:公正な社会は快楽の最大化と苦痛の最小化の客観的な計算で達成(97頁)。2015/02/14
なす
2
いろんな人のいろんな考えがあって面白い。哲学といっても分野は様々だから一つの本を読んでる最中は自ずと考えが偏るわけだけど、そういうのを自覚させてくれる本。2022/10/24
神田カリ太郎
2
プラトンから現代の哲学者まで著者によってダイジェストされたブックガイド。誰でも知っているけれど読んだ人は少ないーーそんな本に丸腰でぶつかっても何かを持ち帰れる保証はありません。一体何について書かれているのか、何が問題だったのか予め武器を調達してから原典に挑戦するのは賢明だと思います。その様な点から考えてこの本はとてもよくまとめられています。論点を大胆に掬い上げながらもその説明が晦渋さに陥ることを上手に回避しています。タイトルは大げさだと思いますがブックガイドとして最良なもののひとつだと思います。2017/05/16
xivia | ゼビア
1
はじめにを読み,著者の読みに疑問を感じ,要約のみ読了.著者は,本書は哲学についてよく知らない読者のための手引書で啓発書に近い(cf. p. 35)と言います.2020/03/21
へんかんへん
0
メモしたかったな2015/06/16
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