幻冬舎単行本<br> 憂鬱になったら、哲学の出番だ!

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幻冬舎単行本
憂鬱になったら、哲学の出番だ!

  • ISBN:9784344025400

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内容説明

水と油のような存在とされてきた、ビジネスと哲学。でも、いい仕事をし、いい人生を送るために、ビジネスマンにも哲学が必要だ。デカルトやニーチェなどを解説した、世界一簡単な哲学の教科書。

目次

序章 哲学を持とう―上司の言いなりにならないために
第1章 哲学とは何か
第2章 とことん話し合う―ソクラテス
第3章 憧れの哲学―プラトン
第4章 すべてを疑う―デカルト
第5章 道徳をつくる―カント
第6章 本物を志向する―ヘーゲル
第7章 人生を肯定する―ニーチェ
終章 哲学は人を自由にする

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

34
娘が先に読んですごく良かった❣と言ってたが確かに良書。対談式になっているから押しの強い田原さんが朝生やってるみたいだけど、そこは置いといて。哲学の入門書として優れもの。西研さんの虜になりました。哲学って聞くと小難しく聞こえるけど、古代ギリシャ語フィロソフィアを直訳すると「愛知」。西研さんおすすめの「プレ哲学」。自分のなかに素敵な想いがあることを確かめ、ワクワクしてくる。みんなとも同じ想いがあることが確かめられると、もっとうれしい。哲学って孤独な考えだと思ってた。2014/04/25

ハル

5
個人や自由という観念。これらが当たり前にあるということは実は当たり前ではないのだという当たり前に気付く。これを知らないとはどういう感覚か。その発想はとても画期的だったようだが成程、確かにそうなる。哲学を齧ると、神や宗教の意味も分かってくる。私には窮屈に思えるそれが重要な役割を担っていた。自然科学の登場で世界の不思議が解明され、社会が発展すると新たな精神も生まれてくる。こうして人間の精神から見る歴史も面白い。人間は常に何かを知ろうとしていて、知った分だけ大きな課題を抱える。まったく可笑しな性を持つ生き物だ。2023/07/13

爽夏@新潮100冊*中四国

3
久しぶりの再読。印象的な部分が大きくて、影響受けて気持ちが高まった1冊。忘れてる部分もあったから、改めて確認出来て良かった。結局読み切ったのは『方法序説』だけやったなぁ・・・。今年挫折したのを、来年再挑戦したいな。もっと哲学書とか古典的なものに挑戦していきたい。2014/12/07

西条べべる

2
ジャーナリスト田原総一朗さんと哲学者西研さんの哲学の対談書。タイトルの「憂鬱になったら」とは離れていると感じた。憂鬱に焦点は絞っていない。入門的な哲学者を吟味している内容。もう少し新しい思考を読みたかった気がします。2019/07/15

きゃのん

2
第4章 デカルトより。 デカルトは本当だと思うことを自分で探したいという情熱の人だった。探究心旺盛な彼の方針が、『その土地の考えや信仰には従うことにしよう』。森の中で右往左往するよりも、方向を決めてまっすぐ突き進む、そうすれば森を抜けられる。この言葉は元気がでた。2016/04/27

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