内容説明
イアン・スチュアートの有名な問題「無限の客室数をもつホテル、ヒルベルト・ホテル」──無限の客室数をもつホテルが満室になることがあるのか、あるとしてそれをどのように確認するのか、を皮切りに数学における「無限の神話」をあぶり出す。無限の視点から見ると、例えば、πを2で割り切れるのか、円錐を底面に平行な面で切ると2つの切り口は等しいのか等しくないのか、コンピューターに無限は扱えるのか等々、私たちが普段何の疑いも持たなかった数や図形が、それまでとは違ったものに見えてくる。そこには、著者のシステム・エンジニアならではの鋭い視点がある。巻末に数クイズ100問付き。
目次
第1部 『数学に秘められた無限の神話』(ヒルベルト・ホテルへようこそ 無限大×(1/無限大)は0か、それとも1か? ほか)
第2部 『数学の悪魔ファイのささやき』(神の罰がくだる数式 オリジナルの数学記号について ほか)
第3部 『リーマン予想は証明不可能である』(無理数について 無限級数について)
第4部 『数クイズ』
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