― まこという名の不思議顔の猫 11年目のまこである。

著者名：前田敬子/岡優太郎

KADOKAWA（2014/09発売）

• ISBN：9784040663050

内容説明

ボランティア施設で出会った、まこがやってきて11年目。相変わらずの珍行動で、みんなを和ませるまことの日々を綴った写真集。まこ、しおん、しろたろに加え、やんちゃな新入り、えいたがやってきて、おもしろささらにアップ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[あつひめ]

お友達から借りた。我が家17歳の愛猫が虹の橋を渡って５か月後、保護施設から桜猫のニャンズがやってきた。猫のいる生活をすると猫のいない生活がなんと寂しいものか…４匹もいたら、いろんな事大変だろうなと思う反面、幸せは４倍か～と、写真を見て顔がにやけてしまった。猫のあるある場面とか…なんか幸せな気分にしてくれるよなぁ…猫って…。生き物を飼うとなかなか旅行とか行けなくなるけど、旅行より猫たちとの暮らしの方が楽しいものなぁ。

2019/03/19

[ひめありす＠灯れ松明の火]

本にもっと投資をしよう！と決めた贅沢品。ページ数の割に高いので、すごくすごく贅沢をした気分になります。ゆっくり年を取って11歳位になったまこ。お休みされている間に色々会ったみたいで、でも家族の絆はずっと強くなったみたいで、新入りのえいたも加わった四匹と二人の暮らしはとても楽しそうです。そうか、しおんは秋刀魚が好きなのか……。クリスマスとか何気ないちょっとしたイベントやインテリアもとても好き。猫達と一緒に、お二人も絆を重ねていったのだなと写真を見ながら思いました。これからも皆仲良く、素敵なご家族で居て下さい

2014/02/22

[ひめありす＠灯れ松明の火]

従兄弟の家で子猫を買い始めて、あー羨ましい！私も猫欲しい。ってなったので、我が家のエア飼い猫である（それはもう、えいたのエアかみかみ張りに）まこを読む。残念ながらこの１年後くらいになくなってしまうまこではあるけれど、この時はまだ健やかに自由に生きていたんですね。お家がとっても印象的。壁に作るクリスマスツリー、黒い画用紙を使って作る星のライトなど、ちょっと手をかけたら出来る素朴で素敵な物が沢山出真似しなくちゃ！と。しおん、しろたろ、えいた。三匹がご夫妻の愛情にくるまれてぬくぬくと幸福に暮らしていけますように

2015/05/05

[かっちゃん(かっち)]

まこちゃんも亡くなって、飼い主さんの一人、Oさんも亡くなられたそうです。とても悲しい一冊になりました。

2016/09/07

[ひめありす＠灯れ松明の火]

まこも、岡さんもお亡くなりになって、とてもとても悲しい気持ちで。だけど、いつか亡くなった人達との思い出を、アルバムを捲りながら懐かしむように、ゆっくり時間をかけて読んでいきました。このユーモアと温かさのバランスセンスが私には丁度いいみたい。やはり穏やかな気持ちになります。登録2666日目の3666冊目。大好きなこの本を選びました。天国でもまこはお帰りなさいのハイタッチをしてくれたのかな、とか、おやつを二人で分けて食べてるのかなとかそんな事を想像するとほのぼのと寂しい気持ちです。寂しいけれどまた会いたいな。

2017/04/23