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内容説明
バブル華やかなりし1980年代末、一時は世界一の経済大国にまで上り詰めながら、その後“失われた20年”と称される長い衰退の時を経て、ついに借金1000兆円を背負うに至った日本。いったいこの国は、どこで間違え、何を失ったのか? バブル崩壊、金融危機、構造改革、デフレ不況、アベノミクス……。この栄光と没落の30年間を、国債発行拡大の歴史を中心に辿り直す。毎日新聞経済部長、論説委員長、主筆などを歴任して財政の現場を知り尽くした著者が、借金王国日本の全く新しい解釈を展開する、失敗の平成経済史! 人類史上空前の借金王国はいかに誕生したか?
目次
第1章 サミットから始まった日本の盛衰
第2章 綱渡りで運営される日本国の現実
第3章 バブル崩壊と国債大増発
第4章 テロと大震災と金融大再編
第5章 借金一〇〇〇兆円への道
第6章 小泉後遺症がもたらしたもの
第7章 日本経済のスリリングな挑戦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダンボー1号
8
インパクトでかい。新書で初めて「ふー」と読みおえて大きなため息ついてしまった。国の借金1000兆円が出来上がった過程を大平総理以降の総理大臣別にバッサバッサと切り込んでいく。かなり勉強になった。巨大な赤字国債の根本原因は「選挙」が多すぎるから。選挙のたびに国民に甘い言葉で借金増やし増税も出来ず積み重なっていく。国際情勢もシビアに分析。国民一人の言動が国債の信用につながるとは・・・。やはり小泉、民主党鳩山管がガンだったのか。もう野党は怖くて投票できない気がする。安倍政権もギャンブルだけど・・・・うーーん2016/07/02
舟江
1
読書の時間が取れず、1冊読むのに相当の時間を掛けてしまった。この手の本は、競馬の予想屋の話を聞くようなものなので、時間のある時に、再度読み返したい。2016/07/08
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