内容説明
上条歩。中学一年。三度の飯より将棋好き。ひそかに憧れる人は将棋クラブの主将、大橋桂香先輩。そんな歩の前に突如美少女たちが現れる。 「私たちは、将棋の駒だ」 そう言い放つ彼女たちは、香車を筆頭に駒の化身だという。その将棋の強さは人知を超えており、歩は駒娘たちの教えのもと、さらなるレベルアップをしていく。 折しも中学校将棋団体戦の東日本代表を決める大会が間近に控えており、歩は桂香先輩のチームメイトとなり、ともに頂点を目指すべく奮闘する。二人の前に立ちはだかるのは、桂香先輩の幼少時からのライバル、二階堂。二階堂を打倒し、桂香先輩へアピールすべく、歩は駒娘たちと秘策を練るが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
99
模試将棋をファンタジーの世界に持ち込むのなら、と思って手に取った一冊です。駒の動かし方がやっとわかる位な私だと、棋譜の部分は全部読み飛ばしになってしまうのですがなんか凄かったんですよね?解説か図説があるとわかり良かったのです。萌えでもハーレムでも異世界でもない……けふんけふん、努力』『友情』『勝利』を地で行く大変王道のお話しでした。こういう安心して手に取れる話がもっとあると良いのだけれど。『王手桂馬取りではなく桂香取り!さて、末っ子あゆむくんが麗しの桂香先輩に王手の告白を出来るのはいつの事になるでしょう?2015/11/29
よっち
69
将棋部長の桂香に憧れる歩が、擬人化した将棋の駒たちに鍛えられ、桂香のライバル二階堂に挑むというお話。中学の将棋部とその周辺が舞台で、プロを棋士目指してしのぎを削るようなストーリーではなく、あっさりとしたテイストの甘酸っぱい青春ものとして楽しめました。将棋を指すところは、どうしても小説では具体的な棋譜がイメージしにくい面もありましたが、雰囲気は伝わっていたと思います。擬人化した駒の出番は香車メインで、もう少しうまく使いきれると良かったかな?こういうのは好きで面白かったですし、続きが出たらまた読みたいです。2014/02/13
中性色
63
将棋を題材としたところに惹かれて、駒の動かし方ぐらいしかわからない人間が購入。文章の纏りはよかったけど予想以上にガッツリ将棋してた関係で、逆にどういう状況かつかめない部分があった。まぁ、盤面表示しようとするとスペースとるのもあるんだろうけど。ガッツリ題材(勝負)を扱う作品としては、たとえばロウきゅーぶ!などもあったけど、題材が題材なためか淡々と進んだ感じがしたなぁ。緊迫感はあったけど。あと、もし今後金将がでてくるなら、ぜひ金髪ツインテロリでお願いします。2014/02/13
Yobata
55
将棋が好きだが実力は今ひとつの上条歩。憧れの先輩・大橋桂香と同じ将棋クラブに所属する中学一年生。そんな歩の前に突然三人の美少女が現れる。なんと彼女達は将棋の駒だといい…。彼女達の指導のもと、実力を上げ、団体戦の大会に挑む!将棋青春ストーリー。いやぁ〜完全にヒカルの碁の将棋verだねw駒娘という将棋の神様に指導されながら段々と強くなっていくスポコンもので憧れの先輩あり,強敵出現ありに修行の末勝利と王道一直線の青春スポコンで大変読みやすくはあったねw主人公はちょっと消極的思考の上条歩。すぐネガティブるけど→2014/02/08
shin
52
将棋が好きで密かに将棋部の先輩の桂香に憧れる中学生の歩の元に、駒に宿る神様的な女の子達が現れるお話。将棋を深く知らない自分にも、盤上の駆け引きの雰囲気は伝わって楽しめた。歩も駒娘に頼りきりでなく、大事な局面を自分で戦ったり成長の意思も伝わって好感が持てた。定跡から外れることに不安を覚える自分には見えないものが見えてる駒娘の助言等を通じ、自分だけでは辿り着けなかったかもしれない可能性が開けていく感覚にわくわくし、気持ちよく読めたお話でした。桂香先輩との関係の進展や駒娘との更なる関わりを含め続きも楽しみです。2014/02/16




