- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
二〇一三年春の大卒者就職率は約六七%。三人に一人が就職できないこの時代に、いわゆる三流大学にいながら、一流企業の内定を獲得する学生たちがいる。アルバイト先での意外な人脈作り、大学のキャリアセンターの賢い使い方、本当に身になるインターンシップなど、学校の名前に頼らずに「勝ち組」になる秘訣を明かしながら、偏差値や名前だけではわからない「本当に就職に強い大学」の条件も解説。刻一刻と変わり続ける就活戦線を生き抜き、「やりたい仕事」に就くための、必読の書。
目次
第1章 就活の現状(就職できなかった大学生たちの行方 企業が求める能力を持っていない大学生 ほか)
第2章 三流大学から一流企業に就職した学生たち(有名大学の学生と友達になる 他人と違うことをやる ほか)
第3章 偏差値が低くても、就職に強い大学はある!(大学の就職力は、経済学部の何割が金融業に就職したかでわかる 就職率の高い文京学院大学のキャリア支援 ほか)
第4章 就活の行方(企業が求めるものに対して、具体的に考え、実行してみる 結局は学力勝負なのか ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
50
で、三流大学の定義は何さ?2017/09/22
ヒダン
16
成功した学生の例、(偏差値に対して)就職に強い大学の取り組みを紹介している。個人としては行動力が鍵になるようだ。正規分布の左端にいるだけあって、そこまでやるのは確かにすごいと思う。逆にそこまでやらないといけないのだとしたら、大学とは何なのかという話になる。大学の取り組みはいろいろなスタイルがあるが、就職率を上げようと努力すれば一定の効果があることが読み取れる。就職率50%のムサビの就職に対する考え方が面白かった。しようと思えばできるけれど、後になってからでもできるから半分の生徒がまずはクリエイターなのだ。2015/11/01
ヨータン
16
この本は就活生だけではなく、転職しようとしている人にも役立つかも。特に年齢や学歴、職歴などにハンデのある人に。とにかく行動力あるのみ。セミナー、インターン、バイト、あらゆる機会を利用すること。そして、一流大学出身者と正攻法で勝負に挑むような勝てない戦いはしないで、自分の世界のピラミッドのナンバーワンになって戦うこと。企業は優秀な人材ばかりを求めているわけではなく、多様性も重視しているので。2014/08/04
ステビア
14
今さら読んでもしゃーないわな2015/01/29
太田青磁
14
就職活動が始まるまで地元からでないという恐るべき学生たちがいる・動いてみる。そうすることで、出会いや気付きがある・それぞれの活動の間に、わりと長いブランクがあった・とにかく数を打つ・最初の勝負に全力投球するべき・起業していたおかげで、人脈と実績があった・取引先となっている企業を受ける・その組織の一員にふさわしい格好をするべき・年上の社会人と話す・文教学院のキャリア支援は個別指導・産業能率大学はアクティブラーニング・国語なら二松學舎・岐阜大、一ヶ月の地域協働型インターンシップ・千葉商科大学サービス創造学部2014/02/14