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内容説明
「ビッグデータ」という言葉が盛んに報道される前から、日々、入手できる情報の量が飛躍的に増加していることに気づいている人は多い。しかし、情報量に比例して有益な情報も同じように増えているだろうか。答えは「NO」である。むしろ、情報量の多さがかえって仇になり、間違った判断をしてしまう例は後を絶たない。「そのような時代における羅針盤の役割を担うのが『統計』である」という強い思いを持って編まれたのが本書。著者はライフネット生命で働くアクチュアリー。日本での知名度は低いが、アメリカの職業ランキングでは一位を獲得する人気専門職、それがアクチュアリーである。確率や統計などの手法を用いて不確実な事象を扱う数理のプロが、全ての現代人が抱えるリスクというものの捉え方、そして活かし方を語る。「『統計』は挑戦のための武器である」と岩瀬大輔氏も推薦する一冊。
目次
第1章 不確実性を味方につけよ(なぜ統計は実学なのか? すべての統計モデルは間違っている ほか)<br/>第2章 あなたが抱えるリスクの減らし方(お金にまつわるリスク そもそもリスクとは何か ほか)<br/>第3章 軽減できないリスクに立ち向かう(起きる可能性は低いが、起きた場合に甚大な被害をもたらす事象 未来を予測する ほか)<br/>第4章 統計は「リスク社会の羅針盤」にも、「破滅へのレシピ」にもなり得る(リスクをデータマイニング 十分なデータがないときのリスク測定 ほか)<br/>終章 今を生きる私たちの責務(学び続けるしかない リスクは機会 ほか)
感想・レビュー
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二階堂聖
Bkmker
ハメ・ドゥースト
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