出版社内容情報
未知の世界に向かい、その道に一歩踏み出した子どもたち。待ち受けるのは、誰も見たこともないような、不思議で美しい町の数々……。表紙をめくると、背中を向け、足を踏ん張って立つ子ども。小さな一歩を踏み出そうと決心した、その行く手には、まっ白な道が、どこまでものび、その先には、ふしぎな町の数々が、待ち受けている。彼、彼女と一緒に道をたどるようにして、ページをめくってみてください。次々に現れる、ため息のでるような色彩と繊細なタッチで描かれた町のすみずみに目をこらせば、秘められたたくさんの、そして自分だけの物語が見つかるかもしれません。
junaida[ジュナイダ]
著・文・その他
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
254
誰かが呼んでいる。出発しよう。たった一本の小さな道なのにどこまでも続いている。行ったり来たりして、階段を駆け上がったり駆け下りたりして、山の上にも海の下にも、星の外までも道は終わらない。不思議だね、何度もすれ違う人もいれば、こんなに長く歩いてきても初めて挨拶する人もいる。ここにはどれだけの出会いがあるのだろう。頁を捲るたびに道が繋がるように、皆が手と手を取り合えればいいのに。何処へ向かっているのかな。いつかその目的を知るときが来るのかな。歩いてみなければ誰にもわからないさ。junaidaさんのアート絵本。2023/07/15
馨
211
タイトルの意味が始めわからなかったけど、1ページ開いてすぐ理解しました。絵がキレイ。色んな道があって楽しい。文章無くても色んなことが想像できます。ラピュタっぽい道の絵が好きです。2020/10/25
美紀ちゃん
178
前から読んでも後ろから読んでも楽しい。 何度でもページをめくりたくなる素敵な絵✨ 文字は無いけどストーリーがある。 この世界を歩いている気持ちになる。 どの国に行こうかなって、ワクワクする。2021/01/07
けんとまん1007
146
どこから、どっちへ読み進めてもいい。安野光雅さんの絵本を思い出した。それにしても、綺麗だよなあ~。それと、ウォーリーを探せも思い出した。観ていて飽きることがなく、観るたびに発見がありそうだ。2021/01/13
♪みどりpiyopiyo♪
136
わぁ。これも 夢のある素敵なご本 ✩⡱ お伽の国の旅の絵本を読みました。junaidaさんの紡ぐ世界は、私達の暮らす日常のすぐ隣にありそうな 親しみのある御伽の国。そーっと扉を開けば 夢がぐんぐん広がります。■大人も子供も楽しいご本♪ 絵探しをしたり、迷路遊びをしたり、物語を作ったり。色んな楽しみ方が出来ますね。■一人と一匹で旅に出たあの子が出会うのは誰でしょう? ちいさい人とお喋りしながら読みたいなぁ♡ (2018年)(→続2020/02/23