事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する

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事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する

  • 著者名:根来龍之【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日経BP(2015/06発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822249878

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内容説明

競争戦略やビジネスモデルの理論や手法をクリエイティブに使いこなすための「考える力」を磨く――。それが本書のメインテーマです。経営学を学んだことがない人でも読み進められるように、経営学が教える基本を示しながら、基本を超えていくためのヒントを提示します。わかりやすい事例を分析しながら、ビジネスモデルの設計や革新に役立つヒントをふんだんに紹介します。

ビジネスモデルは「頭の中にある理想」であって、現実は「矛盾だらけ、制約だらけ」です。経営者が思っている通りに人は動きません。あるいは経営者の言っている通りにするとうまくいかないから、現場が工夫して、経営者が意図したビジネスモデル通りではないことをしている場合もあります。そういう現実の中を進んでいくためには、ビジネスモデルに埋め込むロジックに「できの良さ」が求められます。王道を行くか、クレイジーになるか。ダントツ企業の選択を紹介します。

目次

第1部 出発点(「ジョブの再定義」と「制約外し」―キンドルを発想する 戦略モデルと収益モデル―顧客をど真ん中において考える)
第2部 因果関係(突き抜けるロジック―玉子屋を発想する クリエイティブな作戦―原理を「利用する」「裏切る」「創出する」 ほか)
第3部 妥当性と正当性(ビジネスモデルのコンテキスト―「前提」は正しいか? 妥当性―ネットスーパーを発想する ほか)
第4部 模倣困難性(競争優位の活動システム―サウスウエスト航空を発想する 活動システムの部分化―ポーターの理論の改造 ほか)
第5部 発展性(「次」の設計―「不整合」が進化のタネになる 非連続的な進化―ディー・エヌ・エーを発想する ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

64
成功している企業の『ロジック』とは。新しいビジネス創生のヒント◆成功している企業のロジックは明確で、それがビジネスモデルに生き、現実のビジネスシステムの駆動要因として働いている。◆アマゾン→「ジョブを再定義」。顧客の願いをビジネスに組み込む。従来、ムリだとされてきた「制約を外した」。その結果がキンドルの成功◆1日7万食を売る日本一の弁当屋「玉子屋」のロジックは徹底した合理性。メニユーを毎日1種類としに徹底的に無駄を省き、フォロー体制まで整えた。◆コンテキストの「妥当性」と「正当性」を常に考える。 2018/09/18

harhy

19
事業がどうして生まれ、拡大していったのか。経営者は、迷いながらも突き抜けられるかどうか、その時点ではよくわからない。その辺を実例を元に丁寧に説明しているので分かりやすい。2017/04/07

なつこ

6
様々な事例が掲載されている。知っている企業も多いが、玉子屋は知らなかった!事例ベースで読めるのでわかりやすい。2020/05/24

三上 直樹

1
組織論の書物を続けざまに読んでいますが、ここでも非連続の連続というイノベーションの要諦が事例をもとに紹介されています。 ただし、今となるとブラック企業大賞2015を受賞しているセブンイレブンを絶賛しているのは、憧れていただけに裏を見てほしかったと思います。2016/01/17

こうじ

1
早稲田大学ビジネススクール根来教授の本だけど、既存の書籍の焼き直しやまとめただけって感じ。理論的な説明は、新しいものを感じなかった。Amazon、セブンイレブン、サウスウエスト航空なんかのケーススタディは今までに何回読んだことか・・・。玉子屋は知らなかったから、ちょっと新しいって思ったけど。Resource Based ViewやVRIOっぽい視点での解説が多いかな。2015/11/22

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