内容説明
「がんばれ、がんばれ」と言われてがんばってきた。でも、どこがゴールなのかがわからない。 「希望を持て」と言われ続けてきた。でも願えば叶うものでもなく、心はすり減っていくばかり…。 昨日より今日、今日より明日…と成長を求められてきた結果、私たちは幸福とは何かがわからなくなってきました。 では、どうしたら、人生を楽しむことができるでしょうか? 「ほんとうの幸福」は、どうすればつかむことができるのでしょうか? 仏教は、どのように生きればよいかを教えてくれています。その教えを、ひろ先生がやさしく説いてくださいました。 思うがままにならないことを、思うがままにしようとしないこと。未来のことはほとけさまにおまかせして、今日を楽しく生きること。人生という旅は、「いいかげん」で歩むこと―― 「のんびり、ゆったり」生きるヒントに、ほっこりイラスト。こころがホッと楽になる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
82
愛蔵版と書かれているだけあって、今までひろさちやさんが、別の著書で話された内容もでてきます。まえがきには、『人生はあきらめるとうまくいく』でも登場した、99頭の牛の話がでてきます。貧しいけれど幸せな男と金持ちだけど不幸せな男のどちらがよいかと、問いかけるお話です。ここでは、仏教の教えから、がんばらないで、のんびり、ゆったりとした本物の喜びを攫むための方法を教えてくれます。この本を読んでいると、どんどん不要なものを手放して、こころを楽にしていこうと思えるようになるんですよね。2015/05/24
かおりんご
37
読み友さんのレビューより。最近坐禅会に行ったり、般若心経に興味をもったりしたので、気になって読みました。中道って難しいですが、取り入れたい試みです。何物にも惑わされず、あるべきところにどしっと構える。イライラしない方法を教えてくれるわけではないので、How to本とは違うかな。仏陀の教えが凝縮された一冊です。2015/05/28
MINA
22
数年前から何となく著者の本を手に取ってしまう。ただ、熱心な仏教徒な余りちょっと現実から乖離してるというか極論の節がある部分は、共感出来ないのが多々あるけれども。でも、考え方としてはそれなりに好きかな。仏さまがどうとか、そゆのは正直興味無いんだけど。。。神様仏様を宗教レベルで信仰してる訳じゃないからね。「たいていの心配事は、心配したってどうにもならない。いっそあきらめて、のんびりすればよい/欲望を少なくすれば、心の安定が手に入る/到達することはない、それでも理想に向かって進む/こころのゆとりが大事」2014/03/13
左端の美人
13
「欲望は充足されればされるほど強まる。欲望を少なくすることで、こころの安定は手に入る」人間の欲望を測る尺度はゴム紐である。詰め込めば詰め込むほどどんどん伸びてしまう。自らの欲望を少なくし、いま与えられているもので満足する少欲知足。懺悔、10代~20代前半は欲望しかなかったように思う。自分に最低限必要なものだけを感謝していただくことを意識して生活したい。2015/09/04
左端の美人
7
再読すると、ハッとしたことが多かったです。「正義にこだわると魔類になる。やさしい言葉が大切」。「弱い自分を自覚し、生かされている自分を知る」実践できなくても、まず仏教の教えがどういうものであるかを知ることが大事です。2015/07/07
-
- 電子書籍
- 漫身創痍【分冊版】 26 BRIDGE…
-
- 電子書籍
- 令和の巨人軍(新潮新書) 新潮新書




