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内容説明
近所の公園でもよく見かける鳩たち。彼らは実は、鳩レースで帰れなかったレース鳩たちの子孫なのです。そもそも人間と鳩との関わりは古く、紀元前の昔から鳩は人間の食用となるほかに、伝書鳩といわれるように情報伝達手段として利用されていました。産業革命が起こった18世紀になると鳩は、産業構造の変化に合わせるかのように、新聞社はもちろん商用、軍用などでも大活躍するようになりました。そして、産業革命がイギリスの次に起きたベルギーで、趣味として世界最初の鳩レースが行われたのです。本書は、レース鳩の歴史に始まり、鳩レースの概要やレース事情、またレース鳩の能力やその生態、飼い方についても紹介します。これまであまり知られることのなかったレース鳩について、豊富な写真とともに紹介するわかりやすい入門書。
目次
第1章 鳩レースとは(鳩レースの歴史 鳩レースの概要 ほか)
第2章 レース鳩を知る(鳩とレース鳩 誕生からレース鳩へ ほか)
第3章 レース鳩を育てよう(ビギナー向けレース鳩に親しもう 鳩のすみか(鳩舎)を作る ほか)
第4章 レース鳩、その極意(強いレース鳩を育てる心得 飼育者に求められる能力 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はちてん
25
公園などで群れている鳩は、迷子になった(帰還出来なかった)レース鳩の子孫たち。この記述だけで私は満足。実は鳩が苦手です。あちこちに野良鳩が沢山いることが疑問でした。レース鳩に夢中になる気持ちが分からないでもないと感じた一冊。鳩に限らず人と動物の繋がりは面白い。2014/04/11
Tatsuhito Matsuzaki
12
高校生まで暮らした実家の二軒隣のメガネ屋さんの屋上に、たくさんのレース鳩が飼われていて、朝夕2回、群れをなして空を旋回するのを眺めていました。 本書は、鳩専門誌の代表を務める著者が、鳩の帰巣本能を利用したレースの概要と魅力を紹介します。 「(公園や街中で見る)ほとんどのドバトはレースで帰れなかった落伍鳩の子孫」との解説には、複雑な思いを感じました。2023/08/14
ひよこまめ
8
レース鳩についての入門書。レース鳩の歴史や飼育方法等が載っていますが、内容が少ない気がしました。物足りないせいか、鳩についてもっと調べたくなってきました。2014/03/19
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
7
幻冬舎ルネッサンスって自費出版ですよね。一般流通には乗らない本だからこそのディープな本。いやー、おもしろかった!!図書館で見つけたんですけど、図書館ってのは出版されるすべての本を扱うのが本来の義務、ってのがすごい納得です。お金さえ出せばいくらでも出版できるけど、いかにそれを人の目に触れさせるか、ってことのほうが重要ですよね。おもしろいコンテンツはいくらでもどこにでもある!!2014/03/31
百木
3
競馬が好きなので「競争」と「血統」という共通した要素を持つレース鳩には何となく関心はあった。図書館で見かけたので読んでみたがマニアックな世界を紹介してくれる面白い本だった。印象的だったのは優秀な鳩を見抜く際の一つの要素として「目」を挙げていた点。競走馬でも名馬を見いだした人が「いい目をしていた」と言うことがあり何となくそれを思い浮かべて読んだ。2017/08/25
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